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【ターシャ・テューダー】 言葉の宝石箱 まとめ記事

2021年1月22日

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こんにちは、Noraです(^^)/

今日は、私の人生の指針としている、ターシャ・テューダーの「言葉シリーズをまとめてご紹介します。


この本は、アメリカの絵本作家・ガーデナーとして知られる、

ターシャ・テューダーの生き方、考え方、価値観などを美しい写真とともに記した、日本オリジナル編集の本です。


どの本も押しつけがましくなく、あくまでも

「私はこういうふうに生きてきました。参考にできることがあれば、ぜひどうぞ」

というスタンスです。


「私は、ほかの方に「どう生きなさい」と、

 アドバイスするようなものは持ち合わせていませんが、

 自分がどう生きてきたか、どう生きたいと思っているか

 という哲学は持っています

 これは、ターシャ・テューダーの小さな哲学書と言えるかもしれません」

(『思うとおりに歩めばいいのよ』より)

おとぎ話のような生い立ち

本をご紹介する前に、

ターシャ・テューダーのプロフィールを簡単に説明します。

ターシャさんは、1915年にアメリカのボストン州に生まれました。

9歳の時に両親が離婚し、その後母親の友人の家にしばらく預けられることになりますが、

この家で過ごしたことは、「生涯で最高の出来事だった!」と振り返るほど、楽しい毎日だったそうです。

23歳の時に結婚。

ニューハンプシャー州で、夫と力を合わせて農業をする傍ら4人の子どもに恵まれ、

子育て、農業、絵の仕事など、忙しくも充実した日々を過ごします。

しかし、42歳の時に夫と離婚。

ターシャさんはひとりで4人の子どもを育てながら、絵の仕事で家族を養っていくことになります。

56歳の時に子ども達が全員独立したのをきっかけに、

ずっと住みたいと思っていた、バーモント州の山奥に土地を買って家を建て、

手つかずの荒れ果てた広大な土地を、少しずつ理想の庭に近づけていく、第2の人生を歩き始めました。

それから30年あまり、

ターシャさんは、バーモントの家と庭でガーデニングを楽しみながら、

動物たちと静かに暮らす日々を送り、2008年に92歳で永眠されました。


こう書くと、まるで現実離れしたおとぎ話のように思えてきますが、本当のことです。


こうした暮らしを送る中で、ターシャさんは自分なりの生き方や価値観を確立していきました。

彼女の生き方には、勇気づけられたと感動する人が多くいます。(私もそのひとりです!)


ターシャさんの行っていた生活スタイルを、すべて真似することはたぶん不可能ですが、

その中のひとつでも、自分にできそうなことがあれば取り入れてみる、ということはできると思います。

言葉の宝石箱をご紹介!

それでは、「ターシャ・テューダーの言葉シリーズ」をご紹介していきたいと思います。

言葉シリーズの各本について、私の経験を交えながら書いている記事もありますので、そちらもぜひ合わせてご覧ください。

ここで紹介する本はすべて、

作者:ターシャ・テューダー 
訳:食野雅子 
出版社:KADOKAWA/メディアファクトリー

「思うとおりに歩めばいいのよ」


こちらは言葉シリーズの第1冊目。

私がターシャさんのことを知り、初めて買った本です。

ターシャさんが生きてきた過程やお仕事などが大まかにわかります。


後に知ったのですが、ターシャさんが日本で有名になったのは、2004年くらいからの印象でしたが、

それ以前から、絵本や他の本も日本で出版されていたようです。


このシリーズの1冊目と2冊目は、既刊の本から抜粋した形となっています。

あわせて読みたい!

「楽しみは創り出せるものよ」


言葉シリーズの第2冊目です。


ターシャさんは、

「私は欲しいものを手に入れるために、ずっと休みなく働いてきた」

と言っていた一方で、

「働くことと楽しむことの両方を、バランスよくしなければ」

とも言っていました。


その言葉どおり、日々の生活にちょっとした楽しみを取り入れるヒントが隠されています。


また、ガーデニングをするうえでこだわっていること、

絵の仕事や農業、子育てに追われながらも、子ども達と一緒にどんなふうに年中行事を楽しんでいたのかについてや、

ターシャさんの座右の銘などもあります。

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「今がいちばんいい時よ」


言葉シリーズの第3冊目。こちらは日本完全オリジナル版です。


89歳を迎えたターシャさんが、「老いと人生」について語っています。


老いに対して消極的な空気が漂う中、

90歳を間近にしても、まだやりたいことや学びたいことがたくさんある、と言っていたターシャさんが、

どのようにして「老年」を楽しんでいたのか、また生きていくうえで心がけたい言葉の数々が並んでいます。

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「生きていることを楽しんで」


言葉シリーズの第4冊目。日本オリジナル編集です。


91歳を迎えたターシャさんが、

自分を育ててくれた人たちのことや、子育てをするうえで心がけていたこと、

老いを受け入れながらも、自分のやりたいことを自分のできる範囲で行っていたことなど、


これまで生きてきた中で、築いてきた価値観を余すことなく語っています。


彼女の価値観の根底には、本のタイトルである「生きていることを楽しんで」という思いがあるんだと感じられます。

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「最期の時を見つめて」


言葉シリーズの第5冊目。ターシャさんの最後の言葉集です。

ターシャさんが亡くなるまでの1年半の間、家族や友人に語った対話的な内容になっています。


寝たきりで介護が必要な生活になっても、

「不満はないわ。今は今で幸せだから」

と、自分が置かれた状況を受け入れ、周りに感謝する気持ちを忘れることなく、

最期まで前向きに生きようとしていたことが伺えます。

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魅力の尽きないターシャおばあちゃんの本!

以上が、ターシャ・テューダーの言葉シリーズの簡単なご紹介でした。


また以下の記事でも、ターシャさんの絵本やDVDをご紹介しています。

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ガーデニングや家、スケッチブック、クリスマスなど、ターシャさんの生き方や生活スタイルに関する本や、

コーギビルシリーズを始めとする絵本、毎年手帳やカレンダーも発売されているので、興味が湧いた方はぜひ手に取ってみてください。

最後は自分次第

「言葉シリーズ」は、間違いなく私の人生に新しい風を吹き込んでくれたと言っても過言ではありません。


何に対しても消極的で自信が持てなかった私に、こういう考え方や生き方もあるんだよということを教えてくれました。


実際に私はターシャさんにお会いしたことはありませんし、本や雑誌、映像などでしか触れたことがありませんが、

間接的でも彼女の生き方や考え方を知ることができたのは、大げさですが、財産のひとつだと思っています。


自己啓発本やスピリチュアル本にはよく「こうしたら幸せになれる!」とか

「強く願えば必ず叶います!」みたいな根性論を見ますが、

結局、最後は自分自身の気持ちと行動次第だと思います。


私個人の解釈ですが、ターシャさんに限らず

夢を叶えている人は、他人のことなどお構いなしに自分から行動を起こし

自分のやりたいことをコツコツ続けて積み重ねているように思います


ターシャさんだって、最初から自分の思い通りの人生を歩めていたわけではありませんし、

私を含めた他人にはわからない苦労や、つらいこともたくさんあったと思います。

それでも途中で投げ出すことなく、焦らず、あきらめずに続けた結果が、彼女を創ったのではないかと思うのです。


今の私は、以前の私より少しマシになったくらいの程度で、到底ターシャさんの足元にも及ばないですが、

自分のやりたいことを少しずつ積み重ねながら、毎日を大切に生きていきたいと思っています。



それでは、最後まで読んで下さり、ありがとうございました。