こんにちは、Noraです(^^)/
今日は、さいとうなおき先生の「1ヶ月集中 画力UPプログラム(ハードモード)」
という絵の上達方法に挑戦してみた結果のレポートをしたいと思います!
率直な感想としては「この上達方法に挑戦してよかった!」と思いました。
実際に挑戦してみると、確かにハードモードというだけあって
つらいと感じることもありましたが、
結果的には「やってよかった、もっと上手くなりたい!」と
絵に対する気持ちがプラスの方向に働いたのです!
絵の上達に悩んでいる方、もっと上手くなりたいと思っている方にはぜひ一度挑戦してみてほしい方法です。
結構長いので、レポートは前編(1週目と2週目)と後編(3週目と4週目)に分けて書きました。
今回の記事では1週目の「問題の洗い出し」、2週目の「画力アップ」についてご紹介していきます。
「1ヶ月だけなら…」という気持ちで挑戦!
私は以前、さいとう先生の
「3ヶ月で上手くなる!イラスト最速上達法」
という上達方法に挑戦したことがありました。
先生の動画の中でも、157万回以上も再生されている超人気の動画です。
ですが、この動画の中で先生自身が「この方法は劇薬です!」とおっしゃているとおり、
実際にやってみると「つらい・きつい・苦しい・もうやだ…」の連続で
結局3巡目あたりで挫折してしまいました。
まだ私には、この劇薬に耐えられるだけの力がなかったようです…。
しかしその3ヶ月上達法の中でも、特に大事なエッセンスを詰め込んだのが「1ヶ月集中 画力UPプログラム (ハードモード)」
「3ヶ月上達法は挫折したけど、1ヶ月ならできるかもしれない!」と思い挑戦してみることにしました。
1ヶ月上達法の大まかな手順
1ヶ月上達法は以下の手順で実践していきます。
1週目:問題の洗い出し
全力で作品制作&気になる点を文字で書きだす。2週目:画力アップ週間
3日間上達法&模写&クロッキー3週目:アイディア力強化週間
1日上達法&1時間上達法4週目:成果確認
(さいとうなおき先生 YouTube動画
2作品同時制作
「1ヶ月集中 画力UPプログラム(ハードモード)」より)
1週目 「推しを可愛く描けるようになるぞ!」という気持ちからスタート
では、実際に私がどんな感じに練習していったのか週ごとに紹介していきます。
問題の洗い出し
1ヶ月上達法の第1週目にやることは「問題の洗い出し」です。
具体的には「全力で作品制作」をして「気になる点を文字で書きだす」ということを行います。
なぜ練習ではなく、いきなり作品を作るのか。
それは「今の自分に、何の能力が足りていないのか」を自分自身で把握するためです。
例えば
「顔は上手く描けるけど、全身が描けない」
「色は綺麗に塗れるけど、線がガタガタになってしまう」
など、人によって足りない能力はそれぞれですよね。
全力で作品を作ることによって、今の自分には何が足りていないのかを、知ることができるのです。
これを知らずに漠然と「人体デッサンをしよう」とか「ひたすら模写をしよう」としても、
それはただの現実逃避になってしまいます。
全力で描いた推しキャラ
1ヶ月上達法を実践するにあたり、私が全力で描いた 作品がこちら。
ヒカリ「あれ?ニャロモンどこ行ったの?😟」#デジモン #デジモンアドベンチャー #八神ヒカリ#絵描きさんと繋がりたい #絵描きさんと仲良くなりたい pic.twitter.com/ChCiFsh4UZ
— Nora (@Nora_Bloom5) August 5, 2021
大好きなアニメ・デジモンアドベンチャーの推しキャラ「ヒカリちゃん(と幼年期デジモン達)」の2次創作です。
Twitterにアップしたところ、なんと70以上ものいいねをいただきました!
ありがとうございます!m(__)m
練習をする前は、これはこれで可愛いし自分でも結構お気に入りな方でしたが、
練習後に見てみると…
うん…なんか、いろんな意味で微笑ましいですね(苦笑)。
頭が大きいし体がゴツい…(´;ω;`)
気になるところ、克服したい点、苦手な部分…なんでも文字にしてみよう!
作品ができたら、じっくり眺めて自分が苦手だな~と感じている部分、克服したい、上手くなりたいと思っている部分など、
なんでもいいので具体的にノートに書き出します。
内容が被っても気にせずどんどん書き出してOK!
もし目標としたり憧れの絵描きさんがいる場合は、その人の作品と自分の作品を並べて比較しながら
「自分には、何が足りていないのか」を探すのもひとつの手です。(ただし、精神的ダメージがかなりきます…)。
問題点をだいたい書き出し終わったら、その中から
特に克服したい!上達させたい!と思っている点を2~3つ絞ります。
1ヶ月上達法を実践するにあたり「これだけは絶対に解決・克服するぞ!」という目標を立てるのです。
「推しを可愛く描くため」に立てた2つの目標
私の場合は
「推しをもっと可愛く描けるようになりたい!」
というのが大きな目標だったので、
- 「公式のデザインに近づけた絵柄を研究する」
- 「絵柄に合った、顔と体のちょうど良いバランスを見つける」
という2つの目標を立てました。
前々から「顔と体のバランスがミスマッチしている」
つまり「顔は漫画チックで可愛い系なのに、体はリアルテイストに近くてなんだかゴツい」
という問題を解決したくて、今回克服するテーマのひとつにしました。
注意点! 問題点は、「自分自身で」見つけよう!
ここで注意する点は「問題点はなるべく自分自身で発見する」ということ。
問題点を自分で発見してはっきりと認識し、
「これを解決するんだ!」という強い目的意識がないと上達したという結果には繋がりません。
目的意識を持つことで、画力アップに繋げることができるのです。
1週目は、これで終了です。
早く絵の練習がしたい!という気持ちで溢れていたこともあり、私はこのまますぐに2週目に突入しました。
2週目 慣れないポーズに苦戦…でも!「立体の大切さ」に気づけた
2週目は「画力アップ」の週間です。
ここから本格的な練習に入っていきます。
【1~3日目】 「3日間上達法」で、立体感の意識がついた!
まずは、こちらの「3日間上達方法」を実践します。
具体的には
(さいとうなおき先生 YouTube動画
- 1日目:
キャラクターの全身図を描いてみる- 2日目:
ポーズ集・フィギュアを使って、人体の動きを捉える- 3日目:
1日目に描いたキャラクターの全身図を、もう一度描いてみる
【超有料級】 イラストが3日で上達する方法 より)
という流れで行っていきます。
1日目 ゴツい、推しの子
さっそく1日目にヒカリちゃんの全身図を描いてみました。
うーん…やっぱりなんかゴツい印象がありますね…(-_-;)
ポーズも固いし。
2日目 いちばんキツいけど、いちばん大事な過程
2日目は、ポーズ集とフィギュアを使って練習します。
アクションポーズ集やフィギュアを用意できれば最適ですが、
ネットでアクションポーズを検索したり、フリーのポーズサイトを参考にして描いてもいいと思います。
ちなみにこの当時の私は、アクションポーズ集もフィギュアも持っていなかったので、
Googleで検索&「髪と形」というフリーの3Dポーズサイトを参考にして実践しました。
「人物の立体感」を意識し始めるきっかけになった
Googleで「アクションポーズ かっこいい」と検索して見つけた画像を見て描いてみました。
連続したポーズを描くのは大変でしたが、人体の動きはこんな感じになるのか~!と新たな発見ができました。
「髪と形」は、アオリ・フカンなどの様々な角度から見た人体を描けるのでとても参考になります。
自分で見て「描きたい!」と思ったポーズや、あえて苦手だと感じるポーズを
合わせてだいたい10体くらい選んで描いてみたんですが、
「人物にしても物にしても、平面じゃないんだ。ちゃんと立体として存在しているんだ」
と意識し始めるきっかけになったのです。
アクションポーズやクロッキーに大活躍! 「髪と形」
さいとう先生 おすすめのポーズ集&フィギュア。
ぶっちゃけ、頭も体も使って疲れました…。
正直なことを言うと、この2日目が一番きつかったです…。
アクションポーズなんてあまり描いたことがなかったし、
人体の立体感を意識しながら描くのはわりと頭も使いながら描くので、いつもよりどっと疲れました。
本当にしんどかったです…。
ですが同時に「積み重ねれば、もっと上手く描けるかもしれない…!」という気持ちが湧きおこり、
キャラクターが生きている人間だと思って描くというか
本当にそこにいるかのように描くには、立体感はとても大事なことなんだと気がつくことができました。
3日目 もう一度 推しの子を描いてみると…
3日目に再度ヒカリちゃんの全身図を描いてみました。
1日目に描いた時よりも立体を意識して描いてみようと、
なるべく「生きた人間」であるかのように心がけて描きました。
格段に画力アップしたというよりは「立体感を意識できるようになった」という感じでしたが、
それだけでも大きな収穫だったと思います。
4日目 公式デザインの模写をして、課題解決のヒントを得た
4日目は「模写」の実践です。
自分が憧れていたり大好きな絵描きさんの絵を模写するのですが、
3日間結構しんどい思いをしての練習だったので、この日はちょっぴりご褒美に思えました(笑)。
著作権の関係上、模写をお見せすることはできません。
ご了承ください m(__)m
私の場合は下記の本を参考に、公式デザインのヒカリちゃんをひたすら模写しました。
ここでも、ただ模写をするのではなく、「自分の問題点をしっかり頭に留めながら模写」していきます。
自分のクセをなるべく抑えて意識して模写したことで
「顔と体のミスマッチ」という課題のヒントを得ることができた気がします。
5日目 さいとう先生をモデルにクロッキーを実践!
5日目は、これまでの練習を踏まえて「クロッキー」の実践です。
4日間の練習の成果を確認することも兼ねて、 1ポーズ10分~20分ほど時間をかけてクロッキーしていきます。
家族や友人など、身近な人をモデルにしてクロッキーするのももちろんいいですが、
私はさいとう先生の動画を参考にして行いました。
先生の動画内のポーズで描きたいポーズを4つほど選び
最初の3ポーズは10分で描いて、最後のポーズを20分かけて描きました。
「いつもより手が動く…!?」という快感を知ってしまいました…!
いつも絵を描く前に手慣らしとしてやっている、1ポーズ5分ほどのクロッキーと違い
少し長めの時間を使って行いましたが、意外とあっという間に時間が過ぎてしまいましたね。
そして手がいつもより動くという不思議な感覚がありました…!
もちろん思うように線を引けないということもあったのですが、なぜか手が勝手に動く感じが確かにしたのです。
これにはちょっと驚いたと同時に、快感でした!
この感覚を忘れたくない、もっと味わいたいという気持ちになり、
さらに絵を上達させたいとモチベーションもアップしたのです。
【1週目・2週目のまとめ】
以上が、1ヶ月上達法の1週目と2週目のレポートでした。
2週間経過した時点で画力自体はそれほど上がった気はしませんでしたが、
描くときの意識が変わったりモチベーションがアップしたというだけでも
この練習法に挑戦してよかったかも…!と本気で思いました。
おかげで3週目、4週目も絶対に乗り越えるぞ! \(≧▽≦)/ という気持ちになれたのです!
後半では、3週目の「アイディア昇華への準備」と4週目の「作品制作」についてレポートしています。
こちらもぜひご覧ください!
それでは、最後まで読んでくださり、ありがとうございました。









