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こんにちは、Noraです(^^)/
今日は、「手の描き方」についてのお話です。
人物の顔を描けるようになってから、ほとんどの方がぶつかるであろう『手』の壁。
手を描くのはとても難しく感じますし、実際難しいですが、
キャラクターのイラストを描く方の大半が、自在に描けるようになればいいな~と憧れるパーツでもありますよね。
手が描けるようになると、イラスト全体の雰囲気も良くなる気がします。
私自身手フェチなうえ昔から手を描くのは好きでしたが、上手く描けたな~と思えるものは正直ないに等しいです…。
どうしても形がいびつになってしまったり、奥行きが出せなかったり、指によって関節がまちまちだったりと、
上手く描けないことの方が多くて、手を省略したイラストばかり描いていました。(今もそうですが(笑))
ですが、やはりそれだとイラストとしての魅力が半減してしまいますし、
描けないからと言ってずっと逃げ続けるのも、なんだかもったいない!
何より好きな絵描きさんの絵を見ると、「私も手を上手く描けるようになりたい!」と思うんですよね。
そこで3ヶ月上達法でも手について3日ほど研究してみたのですが、
意外と「練習を積み重ねれば、上手に描けるようになるかも!?」と少し自信がつきました。
今回は3ヶ月上達法で実践し、特に役に立った手についての講座やサイトのご紹介をしていきたいと思います。
今回の3ヶ月上達法のお手本は、
コミック版トリニティ・ブラッドやZONE00を描いている九条キヨ先生です。
模写から出た願望 「リラックスした手」を描くコツを知りたい!
まずは、お手本にしている画集を見ながら九条先生の描く手を模写してみました。
九条先生は手を描くのも本当にお上手(´ω`*)
男女の描き分けはもちろんのこと、特に「何もしてない無意識な状態」の時の手の描き方が素敵!
うまく言えないのですが、「ああ、こんなふうに描けたらなぁ…」と心をくすぐられる感じがするのです。
ダラっとしているというか、リラックスしているときの手って、意外と描くのが難しいですよね。
九条先生の画集や漫画を見るたびに、「どうやったらこんなに素敵な手を描けるんだ…?」とずっと思っていました。
模写して気がつきましたが顔同様、右手描くの苦手…。もっともっと練習しなくては。
そして今思うと、線画だけでなく、色塗りもしておけばよかったなと思います。
形を捉えてそれを紙に描くには、ひたすら線画を描くのが一番だと思うのですが、
そこに陰影が加わることでさらに魅力がアップしますし、
練習として描いたものでも、見返してみるとよく描けた!と思える気がします。
模写やスケッチをするときでも、色塗りというか、陰影を入れるくらいのことは、した方がいいかもしれないですね。
さいとうなおき先生の講座で「手の構造・描き方のコツ」を学ぶ
手の描き方を学ぶうえで参考にしたのが、さいとうなおき先生の手の講座です。
先生の動画では、手の構造・男女の手の描き分け・そして魅力的な手を描くためのコツを伝授してもらえます。
さいとうなおき先生の、以前のYouTubeチャンネルがBANされてしまったため、
現在「【誰でも簡単】手を魅力的に描くコツ」の動画は視聴できません。
ご了承下さい。m(__)m
学ぶ前はただ一生懸命手の形を取ろうと頑張っていましたが、
手を単純化し、「手の甲・親指とそのほかの指・手首」というようにブロックに分けて描くことで、手の形を捉えやすくなりました。
手に限らず、髪の毛や人体を描くときも、ブロックに分けて描いた方がわかりやすいですよね。
ブロックに分けて描くことで、以前よりも手の形を捉えやすく描きやすくなったな~と感じて嬉しかったです(*^^*)
でも、手の構造を勉強しただけでは、魅力的な手は描けるようになりません。
めんどくさいけど、大事なひと手間!
動画の中で先生も解説していますが、
「手の構造を知っただけで『私はもう手が描けるようになったもんね~!』と考えてしまう人がいますが、それ、完全に間違いですよ」
…実を言うと、私も学んだ直後はそう思っていました(笑)。
しかし手の構造だけで描くと、どうも人間味のない機械的な手になってしまうのです。
そこでステップアップするためのポイントとして、「自分の手を写真に撮って描く」ということが必要になってきます。
正直「え…めんどくさ…」と思ってしまった方、大丈夫!
私も「めんどくさ…」と思ってしまった一人ですwww
「構造や描き方がわかってるだけでも、何とか描けるでしょ!」
と、甘く考えていた私は、しばらくは写真を撮らずに手を描いていました。
…が、なんとなく物足りない感じがしたのも事実。
先生の言うとおり、形はいいかもしれないけど…なんだか「あたたかさ」が感じられない!
そして最近になって、ようやく自分の手の写真を撮って描き始めたんですが、
「あれ…?なんか少しだけど人間っぽくなったというか、機械的な感じじゃなくなった気がする…!」と驚きました。
「写真を撮って描くことを軽く見てしまい、本当に申し訳ありませんでした…」
この発見をした日、さいとう先生に心の中で謝罪しました…m(__)m
いちあっぷさんの講座で初心者を脱出!
さいとう先生の動画で学んだあとは、こちらもおなじみになったいちあっぷさんの手の講座を、
大きく分けて「骨格と筋肉」、「アタリの取り方」と2つのテーマで参考にしてみました。
特に、アタリを取っているのになぜか形が変になってしまう…という危険を回避するためのコツを学べたのが一番の収穫でした。
今でも手を描くときの手助けになり、役に立っています!
骨格や筋肉をチェック! 腕と手の描き方講座
構造だけでなく、実際の骨格や筋肉も頭に入れておいた方が後々役に立つかもと思い、こちらの講座を参考に描いてみました。
単純化して描くのはいいのですが、元の構造もしっかり勉強しておくことで、より描きやすくなる気がします。
正直言うと、手の写真を撮って描くことをしなかったのは、
骨格と筋肉を学んだから大丈夫だろう!という気持ちもあったと思います…。
ですが、今ではそんな考えは捨てました。
「知識を身につけ、描き方を学び、そして実物を見たり写真を撮って描く」
これを繰り返すことで、絵は上達していくのだと思います。
新しい発見や考え方ができるようになったのも、3ヶ月上達法に挑戦したおかげです。
参考講座:いちあっぷ
初心者の「なぜか上手く描けない」を解決!手の描き方テクニック編
アタリを取っていないから描けないのはもとより、
アタリを取っているのに、実際の手の形と違うために変に見えてしまう…これはけっこうショックですよね。
こんなことを回避するためにはどうしたらいいのか?
答えは簡単です。「自分の手を見ながら描く」これで解決です。
さいとう先生と同じように、いちあっぷさんも「自分の手を見て描く」ということを推奨しています。
もちろん写真を撮って描いてもOK!
アタリをとる時点で間違った形を描いていたら、元も子もありません。
こういったことを避けるためにも、
自分の手を写真に撮って見ながら描くというのが大事になってくるんだなと、上達法を終えてから気がつきました(笑)。
参考講座:いちあっぷ
まとめ
手は難しいですが、同時にとっても素敵なモチーフです!
手の描き方研究をとおし、あらためて実物や写真をしっかり観て描くことの大事さを実感しました。
実物をしっかり見て、描いて形を覚えるのは、絵を描くうえでは必要不可欠。
写真を撮ったり資料を探して描くひと手間を加えることで、絵が格段に上達するなら、
ちょっと面倒くさくても、その段階を踏んだほうが断然お得です!
もちろん、描き方を学んだだけで、もう大丈夫!ということはありません。
そこから、自分の気持ちいいと感じる描き方・単純化を研究し、練習量をこなすことで確実に絵は上達していきます。
私もまだまだ道半ばですが、学ぶことと練習量をこなすこと、そして作品をたくさん描いて、自分の画力を磨いていきたいと思います。
それでは、最後まで読んで下さり、ありがとうございました。