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【ターシャ・テューダー】 読書の大切さと楽しさを教えてくれた本 

2021年1月12日

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こんにちは、Noraです(^^)/

今日は、私の好きな本をご紹介したいと思います。

ターシャ・テューダーの言葉 楽しみは創り出せるものよ」

作者:ターシャ・テューダー 
訳:食野雅子
出版社:KADOKAWA/メディアファクトリー


前回に引き続き、絵本作家・ターシャ・テューダーの言葉シリーズ第2弾です。


こちらの本では、ターシャさんの暮らしぶり、考え方、子育てについてなどを、もっと深く知ることができ、

偉人の言葉も知ることができました。


特に下記の言葉は、私がこの先の人生を歩いていくうえで、心にとめておきたい言葉にもなりました。

「わたしはジョージ・バーナード・ショーの次の言葉を、座右の銘として生きてきました。

『人は自分が置かれている立場を、すぐ状況のせいにするけれど、

 この世で成功するのは、立ち上がって自分の望む状況を探しに行く人

 見つからなかったら創り出す人である』」

(『楽しみは創り出せるものよ』より)


子どもの頃から様々な本を読んできたというターシャさんには、自分を支えてくれる言葉がたくさんあったそうで、

本のタイトルである「楽しみは創り出せるものよ」には、この座右の銘が根底にあるのではないかと思います。


そして、この本を読み終えたときに思ったこと…それは、

子どもの頃から、もっと良い本をたくさん読んでおけばよかった…よし!もっと本を読もう!

ゆるい気持ちで始めた読書の結果

大人になってから、もっとやっておけばよかったと思うことのひとつが読書

というのも、ターシャさんのこの言葉、

「私が受けた教育で意味があったのは、

 グウェンおばさんの家でたくさん本を読んだことと、

 ヘンリーおじさんと学んだ2、3年だけです」 

(『楽しみは創り出せるものよ』より)


ターシャさんは9歳の時に両親が離婚し、お母さんの友人 (=グウェンおばさん) に、しばらく預けられることになります。

そのお家で毎晩、たくさん本を読んだそうです。


画家や小説家、美術家、音楽家、俳優…など、自己表現をする職業の方にとって、

アイディアの種はたくさん持っていた方が良いのは言うまでもありませんが、

個人的に、読書はアイディアの種を自分の中に取り込むことができる方法のひとつだと思います。


本というと、「活字でびっしり埋め尽くされていて、時々挿絵や図が入っていて…」というものを、思い浮かべる方が多いと思いますが、

私が本格的に活字の本を読み始めたのは、成人を迎える少し前、世間的にはもう大人扱いされる一歩手前の頃でした。


もともとおとぎ話や昔話、童話などが好きでしたが真剣に読んだことはあまりなく、

それまで本を読むと言えば、漫画を読むことしかしていなかった私


ですが、ターシャさんのこの本を購入した時期と同じくらいの頃から、児童書に興味を持ち始め、

「図書館にある児童書を片っ端から読んでいく」ということを始めてみました。


まずは好きなジャンルで、かつ取っ掛かりやすい本からスタート!という感じです。

寝るときもお風呂のときも、本と一緒の生活

最初は、活字を目で追いながら場面を想像して…ということに慣れず、

読み始めてすぐ眠くなってしまったり、途中で飽きて読むのをやめてしまったりもしましたが、

古典を中心に読み始めてからは、少しずつ読書の楽しさを実感していきました。

「タイトルしか聞いたことなかったけど、これって、こういうお話だったんだ」

「えっ!?ここでこんな展開?これからどうなるんだろう…?」

「この本いいな。自分でも買ってみよう!」


何冊か読んでいくうちに、自分のお気に入りの本を見つけることができたのも、読書を始めたおかげです。


児童書は子ども向けだからと、なんとなくバカにする人が多い傾向にありますが、

(少なくとも、私が読み始めた頃はそういう人が多い印象でした)、侮れません!


読んでみると、まあ面白い本の多いこと!


一時期は食事や寝る時間も惜しんで読んだり、本を落とさないよう細心の注意を払って、お風呂に浸かりながら読んだり、

「ここを読んだらもう寝よう」というのを5回くらい繰り返して、結局読み終えてしまい、カーテン開けたら外が明るくなっていた…

なんていうこともザラでした(笑)。

(読書のおかげ?) 言葉の表現の幅が広がった!

もうひとつ、読書を始めて実感したことがあります。

それは人と話すときや文章を書くときの、言葉の表現の幅が広がった気がしたのです。


それまで人と話すときは言葉が浮かばないとすぐに、「それ・あれ・これ」などの代名詞を使ってしまったり、

言いたいことが上手くまとまらなくて、自分でも「結局何が言いたいんだろう?」と、思ってしまうような感覚に陥っていました。


しかし読書に夢中になっていた時期は、

会話にしても文章にしても、自分の言いたいことを大まかに頭でまとめてから話したり、

相手に何を伝えたいのかを、わかりやすく伝えることが以前よりできるようになった気がしたのです。

読書パワー、恐るべし!

「読みなさい!」じゃなく「読んでみようかな」

何かの本で読んだことがあるのですが、

「父親が読書好きだと、子どもも本好きになる傾向が強く、

逆に母親が読書好きだと、子どもは本嫌いになる傾向が強い」


これが真実かどうかはさておき、ですが、

私個人の経験からすると、なんとなくわかるような気がします。


私の両親も、わりと本を読むのが好きなほうで、

父は、自分の好きな本を無理に薦めてくることは一切ありませんでしたが、

母はよく、「この本だけは読みなさい」と何度か言ってきたことがあります。


しかしなんとなく押しつけがましくて、「読みなさい」と言われて、素直に読む気にはなれませんでした。

母親は母性本能が強い分、ちょっと押しつけがましい感じになってしまうんでしょうか。


読書は誰かに強制されて始めるより、

あくまでゆるく、自分から「まあ、読んでみようかな」という気持ちでいた方が案外すんなり始められるのかもしれません

活字中毒!?芦田愛菜さんの読書量

少し話が反れますが、読書家で有名な方と言えば、女優の芦田愛菜さんですよね。

ネットの記事で読んだことがあるのですが、彼女の読書量は本当にすごい!


小学校低学年の時点で年間300冊、多い時には月50冊も読んでいたとのことで、

伝記、ファンタジー、図鑑、推理小説や歴史小説など、読む本のジャンルも幅広く、

愛菜さん自ら「私は活字中毒なんです(笑)」と言うほど。


愛菜さんが本の虫になったきっかけは、お父さんが読書家で、愛菜さんが小さい頃から何かに興味を示すと、

「この本を読んでごらん」と、その疑問を解くヒントや答えになる本を手渡していたことからだそうです。


そんな環境で育った愛菜さんにとって、

読書は「お風呂や歯磨きと一緒」、日常生活にあって当たり前になったというのも納得です。


愛菜さんのこのエピソードを聞くと、正直

「こんな両親のもとに生まれていたら、人生変わってたかもなー…」

と、思わないでもないですね。

やっぱり人間おバカでいるより、少しでも賢い方がいい…じゃないですか?(笑)。

自分の望む状況を創りだすために、必要なもの

話をターシャさんに戻します。

ターシャさんは、こんなことも言っています。

私の若さの源泉は想像力。みなさんも想像力を枯らさないで!」

(『楽しみは創り出せるものよ』より)


正直若さと想像力がどう結びつくのか、まだ私はわからないのですが、

若さ云々を置いても、想像力って大切なものだと思います。


想像力がなかったら、相手の立場に立って考えることもできないし、

楽しいことも考えられない、生きる気力も湧かなくなるんじゃないか。

年を取るにつれ、考えることが面倒くさくなって、いつのまにか頭の固い人間になってしまうのではないか、と。


なるべく私は頭の固い人にはなりたくないと思っていますし、

想像力を枯らさないためにも、良い本をたくさん読むことがひとつの手段だと思っているので、

これからもたくさんの本を読んでいきたいと思っています。

まとめ

ただ待っているだけだったり、人から与えてもらうだけでなく、自分の求めるものを探したり創り出すこと。


それが自分の思い通りにできるようになるまでは、時間がかかると思いますし、

最近は以前よりも読書量が減ってしまっているんですが、何事も一歩ずつ前に進んでいこうと思います。


また、ターシャさんの言葉シリーズ第1弾の記事もありますので、こちらもぜひ合わせてご覧ください。

あわせて読みたい!



それでは、最後まで読んで下さり、ありがとうございました。