こんにちは、Noraです(^^)/
線画を描くためのペンとして、多くの絵描きさんに大人気の「コピックマルチライナー」。
0.03ミリという超極細から1.0という太めのものまで、様々な幅の線を引けて便利ですよね。
色は
- ブラック
- ブラウン
- セピア
- クールグレー
- ウォームグレー
- コバルト
- オリーブ
- ピンク
- ラベンダー
- ワイン
と10種類もあり、イラストの雰囲気によって線の色を変えるのも楽しい!
今回は、このコピックマルチライナーの黒を使って「7種類の線幅を比較する表」を作ってみたのですが、
一覧表にすることで自分が気に入ってる太さでも、比べてみると
「あれ?意外と太めかも?意外に細い印象だな」と見方が変わりました。
ペン入れする際、線の太さに迷った時などに参考にしていただけると嬉しいです(*^^*)
自分の絵柄にはどのくらいの線の幅が合っているのか?
なぜ一覧表を作ったのかというと
「自分がどの程度の線を太い・細いと感じるのか、把握するため」と
「自分の絵柄に合う線幅を研究してみよう!」と思ったためです。
よく見かける横に線を引いた見本だけだと、太さの違いはわかるけど、
絵をペン入れした時の雰囲気の違いなどは実際に描いて比較してみないとわかりづらい。
「主線は太くはっきり、細かいところは極細でペン入れすると便利」
という決まり文句(?)を聞いたことがあるんですが、
そもそも人によって「線の太さ」に対する感じ方って違うと思うんです。
比較することでわかりやすくなる!
0.3で太いと感じたり0.5でも細いと感じる人もいれば、0.05は細すぎると感じる人もいる。
なので
「同じ絵を、マルチライナーの全部の太さでペン入れして比較してみたらわかりやすいかも!」
という結論に達し、
同じ絵をトレースして、マルチライナーの7種類の太さそれぞれでペン入れをしてみました。
ちなみに私は絵を描き始めた頃、
好きな絵描きさんがものすごく綺麗な極細の線で絵を描かれていたのに憧れて、
真似して0.05ミリを使っていたんですが、「なんか細すぎるかな…」と物足りなさを感じていました。
単にペンに使い慣れておらず思ったとおりの綺麗な線を引けていない、ということもあると思いますが、
そこは日々の練習と創作で向上させていきます!٩( ''ω'' )و
それぞれの線の太さ&使い道
では、1つ1つ線の太さを見ていきたいと思います。
線の印象や使い道は、あくまで個人的に感じたものや
こんな箇所に使えるかな~と思ったものをご紹介しています。
0.03ミリ
超極細の0.03ミリ。
0.05よりやや細めで、個人的にはちょっと細すぎる印象です。
ものすごく細かいところをペン入れするのに使えそうです。
0.05ミリ
私の中の一番細い線のレベルは、このくらいがちょうどいい感じです。
顏のパーツや髪の毛、服のしわなどの、細かい部分をペン入れするのにいいですね。
理想としては、このくらいの細さで綺麗なペンタッチができるようになりたい…なるぞ!
0.1ミリ
0.05と比べると、わずかに太く感じます。
0.05で細すぎるな~と感じていた時に0.1を使ってみたところ、ちょうどよい太さに感じました。
主線にするにはこれが好き。
0.3ミリ
0.1よりわずかに太い。
主線をさらに際立たせるために使えます。
あと、0.3以上の太さなら多少力を入れてペン入れしてもペン先がつぶれにくいです。
0.5ミリ
個人的に、0.5以上だと太く感じるようになります。
これ以上の太さのペンは使う機会が少ないんですが、
大きめの絵やポップな絵、ちびキャラを描く時に使えそうです。
0.8ミリ
0.5よりわずかに太い。
こちらも大きな絵を描いた時に使えそう。
(このあたりでペン入れする力が尽きてきたので、心なしか微妙な表情になってる…w)
1.0ミリ
一番太い1.0は、絵というより漫画の描き文字などに使うといいかもという印象です。
あまり使わない太さのペンの使い道も今後研究していきたいな。
現在愛用中の線 0.1ミリ&0.05ミリ
現在マルチライナーで私が一番使っているのは、0.1と0.05です。
個人的にこの2つの太さが好みなのと、自分の絵柄に合っているなと感じています。


ほんのわずかですが微妙に太さに違いがあります。
0.1でほとんどのところをペン入れして、顔のパーツなどの細かいところに0.05を使用しています。
絵柄の研究や創作を重ねるうちにちょっとずつ変化していくと思いますが、
しばらくはこの路線でペン入れをしていこうと思います\(^o^)/
【まとめ】
自分の絵柄にはどのくらいの線の太さがいいのか、迷いが出た時などは
線の太さを比較してみると新たな発見ができて楽しいので、ぜひ試してみて下さい。
また、下記の記事ではマルチライナーの全10種類の色や各色の線幅の太さをご紹介していますので、
こちらも合わせてご覧いただけると嬉しいです。
それでは、最後まで読んでくださり、ありがとうございました。







