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【Ohuhu】 全320色セット Oahu (細字タイプ)とHonolulu (筆タイプ) を比較してみた

2023年9月7日

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こんにちは、Noraです(^^)/

今日は、OhuhuのOahu (細字タイプ) とHonolulu (筆タイプ) の全320色セットを比較してみた!

という検証結果をご紹介します。


ニブやマーカーの見た目に違いがあるのは、言わずもがななので、

今回は主に、全320色の色見本とカラーチャート、インクの色味等の違いはあるのかを検証していきましたが、

ひと言で言うと、入っている色が微妙に違う」という結果になりました。


けっこう面白い比較だったので、細字タイプと筆タイプ、どちらを購入するか悩んだ際の参考になれば嬉しいです。

Ohuhuさんの公式サイトはこちら! 

収納バッグとマーカーの違いを比較

まずは、収納ポーチとマーカーの見た目の違いを、さっくりとご紹介します。

収納バッグの大きさの違い

Honolulu (筆タイプ) の方が、ひとまわり大きめです。

そもそもマーカーの見た目からして違うので、収納バッグの大きさが若干異なるのもうなずけます。

上から見た図の方がわかりやすいかな。

バッグの丈夫さはどちらも同じなので、乱暴に扱わない限り壊れることはないと思います。

マーカーの見た目&ニブの違い

上のOahu (細字タイプ) は楕円、下のHonolulu (筆タイプ) は円柱の形です。

どちらもいい感じに手にフィットするので、持ちにくいということはありません。

ニブの違いは、片方がファイン (細字) もしくはブラシ (筆) で、

片方はブロードニブ (太字) というのは同じです。

描き心地は、どちらもインクが掠れたりせず、きれいに発色してくれます。

グラデーションはもちろんのこと、ぼかしやにじみもしやすい品質です。

色見本の違い

今回の目玉である、色見本の違いのご紹介です。

「同じ320色セットなのだから、入っている色も当然同じだろう」と思っていましたが、

調べてみると微妙に、入っている色・入っていない色の違いがありました


まずは、全色揃った状態での比較。

※色数が多いので、色記号と色番号は省略しています。

お使いのデバイスによって、色味が多少異なります

ご了承ください m(__)m


パッと見た感じではどちらも鮮やかな色味で、入っている色も同じように見えます。

これだけだと、違いがあまりわからないので、色ごとのカラーチャートの比較表を作ってみました。

色ごとに比較してみた結果

Honoluluシリーズは、色記号がOahuより細かく分類されていますが、

それぞれ似た色味と一緒にまとめています。

Y Yellow (黄色)


色数は、Honoluluの方が10色多め。

見た目的にオレンジでしょ!と思うような色も入っています。

対して、Oahuは落ち着いた色味の黄色が多めです。

  • Honolulu (筆):
    色数が多く、オレンジ・茶系の色も入っている。
  • Oahu (細字):
    落ち着いた色味が多い。

YR Yellow Red  (橙黄)


どちらも色数は18色のYR。

ですが、こうやって見比べてみると、

Honoluluは彩度が低めの色があり、Oahuは全体的に明るい印象があります。

  • Honolulu (筆):
    彩度が低めの色が多い。
  • Oahu (細字):
    全体的に明るい印象の色味。

R Red (赤)


RもHonoluluの方が色数多めで、明らかに紫だ!と感じる色がいくつか入っています。

Oahuはくすんだ赤が多いかな。

スキンカラーとして使える色味は、どちらのセットも似た色味です。

  • Honolulu (筆):
    色数が多く、紫やピンク味の色も入っている。
  • Oahu (細字):
    くすんだ赤が多い。

RV Red Violet (赤紫)


赤紫というより、ピンク系の色が多いRV。

個人的に、どちらのセットも可愛い色味で好き。

HonoluluのRPは、濃いピンクに分類されると思うので、こちらにまとめました。

Oahuはピンク色と赤紫の2種類が入っているように思います。

  • Honolulu (筆):
    濃いめのピンクが多い。
  • Oahu (細字):
    ピンクと赤紫がまとめられている。

V Violet (紫)


紫の色名を細かく分けると、

「Violet バイオレット=青紫」「Purple パープル=赤紫」で分けられますが、

日本語ではどちらもひっくるめて「紫」と呼ばれているそうです。


Honoluluの P (purple) は、悩んだ末こちらに分類しました。

どちらのセットも使いやすそうな色ばかりですが、

Oahuの方が、より青みがかった紫の色が多い気がします。

  • Honolulu (筆):
    青・赤、両方の紫がバランスよく入っている。
  • Oahu (細字):
    青紫の方が多い印象。

B Blue (青)


Honoluluの「 PB Prussian Blue プルシャンブルー =紺青」も、こちらのグループに入れました。

薄めの青がB、濃いめの青がPBで分かれている印象です。

Oahuは薄い青も濃い青もまとめて、Bとして分類されている感じです。

色味的には、どちらも似てるかなと思います。

  • Honolulu (筆):
    薄めの青、濃い青で分かれている。
  • Oahu (細字):
    薄い青、濃い青のバランスがいい。

G Green (緑)


Honoluluの「GY Green Yellow (黄緑)」と「BG Blue Green (青緑)」も一緒にまとめました。

色数は圧倒的にHonoluluの方が多くなりますが、Oahuにも黄緑や青緑が何色か入っています。

  • Honolulu (筆):
    色数が圧倒的に多い。
  • Oahu (細字):
    彩度が高めの色が多い。

Ohuhuのマーカーのセットの特徴として、「緑系の色が多い」というのがあげられますが、確かにどちらのセットも緑が多い印象です。

E Earth (茶)


HonoluluのBRはブラウンのことですが、色味的にアースカラーと似ているので、こちらに分類しました。

アースカラーとは、「地球の大地や植物などの、自然を彷彿とさせる色を指す言葉」だそうです。

この色は、Oahuの方が多めの色数になっています。

  • Honolulu (筆):
    落ち着いた色味の茶色が多い。
  • Oahu (細字):
    色数が多く、濃いめの茶色が多い。

FY Fluorescent color (蛍光色)


蛍光色は、Honoluluが4色、Oahuが5色。

違いは、FY040番の有無です。

Honoluluには、RPの派手めピンクが2色入っているので、あえて蛍光色のピンクは入れなかったのかも?

  • Honolulu (筆):
    4色。FY040 ピンクなし。
  • Oahu (細字):
    5色。FY040 ピンクあり。

CG Neutral Gray (ニュートラルグレイ)


Honoluluでは、NGと表記されている色もありますが、同じニュートラルグレーです。

色数はOahuの方が多めですが、どちらのセットもグラデーションを作りやすい色合いになっています。

  • Honolulu (筆):
    色数が少なくシンプル。
  • Oahu (細字):
    色数が多く、細かいグラデーションができそう。

WG Warm Gray (ウォームグレイ)


暖かさを感じさせるウォームグレー。

色数は同じですが、色味が全然違います。

  • Honolulu (筆):
    くすんだ色味が多い。
  • Oahu (細字):
    薄い、濃いで分かれている印象。

BG Cool Gray (クールグレイ)


冷たさを感じさせるクールグレー。

Honoluluシリーズは、Deep Cool Gray (BG060のみ)、Cool Gray2 (CGⅡ)と

細かく分けられていますが、同じクールグレーとしてまとめました。

色的には、どちらも似たような感じです。

  • Honolulu (筆):
    色が細かく分けられている。
  • Oahu (細字):
    薄い、濃いで分けられている。

MG Blue Gray (青みグレー)


青みがかったグレー。色数は同じです。

Honoluluの BGⅡは Blue Gray2と表記されていますが、MGと一緒でも問題ないかと思いまとめました。

こちらもクールグレーと同様、どちらもほぼ同じ色味です。

  • Honolulu (筆):
    色が細かく分けられている。
  • Oahu (細字):
    薄い、濃いで分けられている。

GG Green Gray (緑グレー)


緑みがかったグレー。Honoluluの方が色数多め。

よく見ると、Honoluluの GG1、3、5、9と、Oahuの GG4色は同じ色味に見えます。

  • Honolulu (筆):
    色数が多い。
  • Oahu (細字):
    色数は4色と少なめ。

RG Red Gray (赤みグレー)


赤みがかったグレー。

RG110番の色がOahuにないというだけで、あとの5色はほぼ同じに見えます。

  • Honolulu (筆):
    色数が6色。
  • Oahu (細字):
    色数が5色。

YG Yellow Gray (黄みグレー)


黄色がかったグレー。この色数の差は一目瞭然。

Honoluluは2色のみに対し、Oahuは淡~濃までひととおり揃っています。

そのかわり、Honoluluはアースカラーに黄みがかった色が入っているので、それでバランスとってるのかな?

  • Honolulu (筆):
    2色のみ。
  • Oahu (細字):
    濃淡ひととおり揃っている色味。

120番 Black (黒) &0番 colorless blender (カラーレスブレンダー)

120番が黒、0番がカラーレスブレンダーというのは、どちらのセットでも共通です。

しっかり発色してくれる黒と、

ぼかし、にじみ、白抜きなどに大活躍のカラーレスブレンダーが入っているのは嬉しい\(^o^)/

ちなみに、Ohuhuのマーカーのセットには必ず0番が入っていますが、

色として含まれていないので、名称は320色セットですが実質321本セットになっています。

OahuとHonoluluの違い まとめ

個人的にですが、2つのシリーズの違いをまとめてみました。

Oahu シリーズ (細字タイプ) の特徴

  • ファインニブ (細字) とブロードニブ (太字)。
  • どちらかというと、落ち着いた色味のものが多い。
  • 色記号は大まかに分類されている。

Honolulu シリーズ(筆タイプ) の特徴

  • ブラシニブ (筆)とブロードニブ (太字)。
  • 薄い色明るく派手めの色が多い。
  • 色記号が細かく分類されている。


あくまで私自身が感じたそれぞれの特徴ですので、この記事を読んで、さらに違う発見をされた方もいるかもしれませんが、

大体こんな感じかなと思います。


共通項目としては、

  • インクの質が良く、細字・筆、どちらのニブでも塗りやすい。
  • 鮮やかな色が多いので、パキっとしたイラストになる。
  • 重い!(笑)。持ち運びは、好きな色を数色選んでペンケースなどに入れて運ぶのがおすすめ。

といったところでしょうか。

まとめ

私個人でおすすめしたいのは、Honoluluシリーズ (筆タイプ) です。

コピックの購入がまだ難しい場合、代わりとして使うことができますし、塗っていて断然楽しいのは筆タイプ♪(≧▽≦)


もちろん細字タイプのマーカーも、文字を書いたり、細かいモチーフなどを塗るのに適していますし、

どちらのシリーズも、本番のイラストやスケッチの着色に使ったり、色塗りの練習として使うには申し分のない品質です。


気になった方は、ご自分の目的に合わせて、ぜひOhuhuのマーカーを購入してみて下さい\(^o^)/

Oahu (細字タイプ)

あわせて読みたい!

Honolulu (筆タイプ)

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Ohuhuさんの公式サイトはこちら! 



それでは、最後まで読んで下さり、ありがとうございました。