画材

コピックマルチライナー黒 全部の線幅でペン入れして太さを比較してみた

2021年5月30日

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こんにちは、Noraです(^^)/

線画を描くためのペンとして、多くの絵描きさんに大人気のコピックマルチライナー。

0.03ミリという超極細から1.0という太めのものまで、様々な幅の線を引けて便利ですよね。

色も黒、ブラウン、セピア、クールグレー、ウォームグレー、コバルト、オリーブ、ピンク、ラベンダー、ワインと10種類もあり、イラストの雰囲気によって線の色を変えるのも楽しい!

今回はこのコピックマルチライナーの黒を使って、「全部の線幅を比較する表」を作ってみたのですが、
一覧表にすることで自分が気に入ってる太さでも、比べてみると「あれ?意外と太めかも?意外に細い印象だな」と、見方が変わりました。

ペン入れする際、線の太さに迷った時などに参考にしていただけると嬉しいです(*^^*)

自分の絵柄にはどのくらいの線の幅が合っているのか?

なぜ表を作ったのかというと、
「自分がどの程度の線を太い・細いと感じるのか、把握するため」「自分の絵柄に合う線幅を研究してみよう!」と思ったためです。

よく見かける横に線を引いた見本だけだと、もちろん太さの違いはわかるけど、
絵をペン入れした時の雰囲気の違いなどは、実際に描いて比較してみないとわかりづらい。

「主線は太くはっきり、細かいところは極細でペン入れすると便利」という決まり文句(?)を聞いたことがあるんですが、
そもそも人によって「線の太さ」に対する感じ方って違うと思うんです。

0.3で太いと感じたり、0.5でも細いと感じる人もいれば、0.05は細すぎると感じる人もいる。

なので一度「同じ絵を、マルチライナーの全部の太さでペン入れして比較してみたらわかりやすいかも!」という結論に達し、
同じ絵をトレースしてマルチライナーの7種類の太さそれぞれでペン入れをしてみました。

ちなみに私は絵を描き始めた頃、好きな絵描きさんがものすごく綺麗な極細の線で絵を描かれていたのに憧れて真似して0.05ミリを使っていたんですが、「なんか細すぎるかな…」と物足りなさを感じていました。

単にペンに使い慣れておらず、思ったとおりの綺麗な線を引けていないということもあると思いますが、そこは日々練習と創作で向上させていきます!

それぞれの線の太さ&使い道

では、1つ1つ線の太さを見ていきたいと思います。
(※あくまで個人的に感じた感想です)。

0.03ミリ

超極細の0.03ミリ。

0.05よりやや細めで、個人的にはちょっと細すぎる印象です。

ものすごく細かいところをペン入れするのに使えそうです。

0.05ミリ

私の中の一番細い線のレベルはこのくらいがちょうどいい感じです。

顏のパーツや髪の毛、服のしわなどの細かい部分をペン入れするのにいいですね。

理想としてはこのくらいの細さで綺麗なペンタッチができるようになりたい…なるぞ!

0.1ミリ

0.05と比べるとわずかに太く感じます。

0.05で細すぎるな~と感じていた時に0.1を使ってみたところ、ちょうどよい太さに感じました。主線にするにはこれが好き。

0.3ミリ

0.1よりわずかに太い。主線をさらに際立たせるために使えます。

あと、0.3以上の太さなら多少力を入れてペン入れしてもペン先がつぶれにくいです。

0.5ミリ

個人的に0.5以上だと、太く感じるようになります。

これ以上の太さのペンは使う機会が少ないんですが、大きめの絵やポップな絵、ちびキャラを描く時に使えそうです。

0.8ミリ

0.5よりわずかに太い。こちらも大きな絵を描いた時に使えそう。

(このあたりでペン入れする力が尽きてきたので、心なしか微妙な表情になってる…w)

1.0ミリ

一番太い1.0は、絵というより漫画の描き文字などに使うといいかも、という印象です。

あまり使わない太さのペンの使い道も今後研究していきたいな。

現在愛用中の線 0.1ミリ&0.05ミリ

現在マルチライナーで私が一番使っているのは、0.1と0.05です。

個人的にこの2つの太さが好みなのと自分の絵柄に合っているなと感じています。

ほんのわずかですが、微妙に太さに違いがありますね。

0.1でほとんどのところをペン入れして、顔のパーツなどの細かいところに0.05使用しています。

絵柄の研究や創作を重ねるうちにちょっとずつ変化していくと思いますが、しばらくはこの路線でペン入れをしていこうと思います\(^o^)/

自分の絵柄にはどのくらいの線の太さがいいのか、迷いが出た時などは
線の太さを比較してみると新たな発見ができて楽しいのでぜひ試してみて下さい。

それでは、最後まで読んで下さり、ありがとうございました。