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【3ヶ月上達法 2nd】 実践したこと&スケッチブック大公開! 後編

2023年3月6日

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こんにちは、Noraです(^^)/

今日は、2022年8月から11月の間に実践した3ヶ月上達法2nd (セカンド)で、

実際に行った練習方法とスケッチブックの中身を大公開!の後編をお送りしたいと思います。

前編はこちら!


今回の記事では、前編でご紹介した課題をある程度消化した後に、

個人的に必要と感じたポージング、服の陰影、男の子の練習、作品づくりの過程を公開していきます。

新たに磨きたい!ポージングと服の陰影

前回、私が特に苦手とする課題たちをこなしている最中に、新たに磨きたい課題が出てきました。

それがポージング服の陰影


どちらも描くのが難しい分野ですが、うだうだ悩んでいても始まらないので

さっそく、さいとうなおき先生の動画いちあっぷの講座で勉強してみました。

さいとうなおき先生
【完全版】ポージングを上手く描く方法

さいとうなおき先生の、以前のYouTubeチャンネルがBANされてしまったため、

現在【完全版】ポージングを上手く描く方法の動画は視聴できません。

ご了承下さい。m(__)m

もうちょっとバランスよく描きなさいよ…
とツッコみたくなる (;・∀・)

ポージングを上手に描くコツを簡単にまとめると、

  • どんなポーズにしたいのかを、「言葉」で考える
  • それをもとに「棒人間」を描き、そこに「肉付け」をしていく

こんな感じです。

最初から人物そのままで描くより、このやり方で描くと確かに描きやすい!

これなら初心者の方でも、取っ掛かりやすいと思います。


ポージングに限ったことではないのですが、さいとう先生の

すべてのことを、一度にしようとしてはダメ!

という言葉に、ギクッとしました (^^; 私の悪い癖だ…。

いちあっぷ 
基本を知ろう!服のシワの描き方

服のシワを描くのは今でもとても苦手なのですが、

それと同時に、シワの陰影を上手く描けない (塗れない) ことにも悩んでいました。

「シワの描き方だけじゃなくて、シワの陰影についても詳しく解説した講座ないかな~」と探していたら、ありました!

いちあっぷさんの「基本を知ろう!服のシワの描き方」という講座。

シワの描き方と同時に、そこに入る陰影についても解説されていて、

見つけた瞬間「これだ!」と直感し、すぐらくがき帳に描きうつしました。


女性の胴体をモデルとした陰影ですが、これひとつ勉強しておくだけでも、応用が利くと思います。

そして、スカートの陰影を知ることができたのも嬉しかった!

まだまだ使いこなせていませんが、道が開けた気がします。

参考講座:
 いちあっぷ 基本を知ろう! 服のシワの描き方

5巡目のイラスト

5巡目のイラスト。
「モデルになりたくて頑張る、強気な女の子」。

スケッチブックに4巡目と書いていますが、5巡目です (^^;)

ポージングと服の陰影を勉強した後に、描いてみたイラストです。


ところどころ自信のなさが出ていますが、今見てもなかなか上手く描けている! 

…気がする(笑)。

頑張った甲斐がありました(*^^*)

【連作&2次創作】作品づくりの一部を大公開!

苦手とする課題たちをある程度消化して早1ヶ月が経とうとしていた頃。

ここからは、連作に挑戦していました。

テーマは「ピースな女の子 (^^)v」

ひとまずピースしてる女の子を描けるようになろうと思い、それを踏まえて6枚ほど描いてみました。

ピースな女の子 第1弾

白はげラフ&グレー塗りの大事さ

作品づくり用に、白はげで描いたポージングラフ。

さいとうなおき先生の動画で、


「イラストの色を塗る前に、いったん全部グレーに塗ると形の狂いを発見しやすく、全体のバランスがつかみやすくなる


という解説があったのですが、

アナログでも、いったんグレーに塗ると形が明確化されて、デッサンの狂いなどが目に見えてわかるようになります。

ちょっと手間はかかりますが、本番用の下書きを別紙にトレースして、色を塗る前にグレーで塗るのおすすめです!

細かく詰めて、ラフを描く

もう少し細かめに描いてみたラフたち。

Y先生の要素を落とし込むのを忘れないように、特に顔と手はもう一度学んだことを意識しつつ、描いてみました。

いざ描いてみると…Σ( ̄ロ ̄lll)ガーン

本番として描いたイラストなんですが…なんだこの出来 ( ゚Д゚)

描けるようになったと思ったら、そうでもなかった…


スケッチブックにもメモしていますが、特に髪の毛が全っ然上手く塗れなくて、とても戸惑ったのを覚えています。

ラフの方が可愛いじゃんってなったとき、すごーく落ち込みませんか…。

その時の私は、まさにこの状態。スランプに陥ってしまったのです。

「手に馴染んでいなかった」という結論

しかし思い返せば、

この時はまだY先生流の描き方をマスターしきれておらず、手に馴染んでなかったんだと思います。


勉強したのに、思うように描けなくて悔しい思いに駆られ、描くことを投げ出してしまうかと思いきや、

先生の絵を横に置いて、「何がいけなかったのか」をひたすら見比べて分析してみました。


正直すごくつらかったのですが、なぜかこの時は「ここでやめたらもう終わりだ!あきらめたくない!」という気持ちが強く、

その気持ちと勢いのまま、なんとか乗り切り、次の作品に取り掛かりました。

ピースな女の子 第2弾

描けないショックは大きかったですが、ここから奮闘が始まりました。


作品づくりといえど、もう少し気楽な気持ちで描いてみようと思い、次は、らくがき感覚で描いてみました。

タイプの違う女の子で案出し

「元気系とおとなしめの女の子にピースしてもらうとしたら、こんなかんじかな~」

と、想像しながら描いたラフ。


この時点で、腕を前に突き出すポーズが難しいと感じていたので、資料を見て描いています。

あと、配色にも少し気をつけてみました。全然活かせてないけど (笑)。

いちばん大事な過程!「本番描きの後に、分析&練習」

こちらが本番用に描いた絵です。

最初に描いたのより、だいぶ改善されたと思いますが、やっぱりまだ慣れてない。

お手本と見比べて、発見したことやここを磨きたいなと思ったところは、全部赤ペンでメモしています。


お手本と見比べたあと、今の自分が練習すべき課題を2、3つほど選んで練習。

実は、このひと手間の過程がものすごく大事じゃないか!?と気がついた٩( ''ω'' )و

ピースな女の子 第3弾

ピースな女の子第3弾です。

回数をこなすごとに、だいぶ作品を作る手順が掴めてきたので、

大ラフ、ラフ、カラーラフと全部1ページにまとめて描いています。

こちらが本番用に描いてみた作品。

特に左の女の子の髪の毛、すごく上手く塗れて驚いたと同時にとても嬉しかった!!

ここでようやく、Y先生の塗りに近づけた気がしたのです。


「ほんとに私が描いたんだよね…!?」と、自分で自分を疑いたくなった1枚でした (笑)。

2次創作&子どもの描き方も勉強

お見せした作品は1次創作だけですが、この合間にデジモンの2次創作もしていました。


この頃は2次創作のためと、

女の子がある程度描けるようになってきたので、子どもの描き方も練習し始めました。


Y先生の描く子どもを模写して、見比べて観察しながらメモして、自分で実際に描いて練習して、その後作品を描いたのですが…

お見せできるレベルではないので掲載しません (笑)。

男の子の描き方も研究してみた

男の子の練習にあたって描いた作品のラフ。

女の子の描き方に少し自信がついてきたところで、

そろそろ男の子も描けるようになりたいな~

と思い始めたので、まずは作品づくりから始めてみました。


女の子ほど描いた回数が少なく、絶対上手く描けないことは確信していたのですが、

Y先生のように、かっこいい男の子を描けるようになりたい一心で頑張りました。

本気の本気で描いた、男の子

当時の私の本気の本気で描いた、
「放課後にアイスを買い食いして、振り向きざまに撮られた高校生男子」。

いろいろと資料を集めながら描いてみましたが、けっこう気に入ってます。

でも、やっぱりまだ不安定なところ多し。


描き終わった後は、Y先生の描くかっこいい男の子とひたすら見比べて

何が自分に足りていないのかを考えながら、しっかりメモしていきました。

【研究過程】 描き方ひとつで、女の子との差を演出できる

Y先生流・男の子の顔パーツ研究。
右下のらくがきは気にしないで下さい。

まず行ったのは、男の子の顔パーツの研究

何はともあれ、キャラクターにとっては顔が一番大事な部分です。


女の子との違いをわかりやすく表現するためにも、

先生の描く男の子の顔パーツをじっくり観察して、自分なりに分析してみました。

顔パーツ研究後に描いてみた男の子2人。

ポイントを意識しながら描いてみると、意外と描けて自分でも驚きました。

男の子でも、髪の毛の壁にぶつかりました。

女の子と同様に、男の子の髪の毛も描くの難しい…!


女の子と違って短髪のキャラクターが多いし、ツンツンヘアなんてどうすれば違和感なく描けるのか、この時は全然わからず、

「こんな感じかな~?」と半分勘で描いていました。


こればっかりはいろんな資料を見つつ、自分で試行錯誤しながら描いて磨いていくしかないですね(-_-;)

あーでもないこーでもないと、ひたすら男の子の髪型を研究。

作品づくり後の練習スケッチ。

顔パーツはまあ大丈夫かなと思ったので、とにかく髪の毛の練習に集中しました。


先生の絵を4枚ほど模写しつつ、

「もしかしたら、こうやって描いているのかも!」と観察しながらメモ。


その後に、自分でも上記の4つの髪型の男の子を描いてみました。

これでもだいぶマシになったかと思います。

男の人の「手のポーズの特徴」を発見!

手の練習も少々。

手の甲に筋があるとより男性らしくなり、ゴツゴツ感を際立たせるためには、

指先や手首などを細目に描いて、メリハリを出すといい感じの手になる気がします。


ここで先生の漫画本を見ながら気がついたのですが、

男性の場合は、手の甲を見せるポーズが多いのでは?ということを発見しました。

「ほんとに私が描いたのっ!?」と疑った、1枚

髪の毛と手を練習した後に描いてみた作品。

今までで、一番まともに描けた男の子。

描いた当時は「これ、ほんとに私が描いたのっ!?」と疑ってしまうくらい、自分でも驚いた出来です。

至らない点は多々あるにしても、ここまで上手く描けたと思えたのは、これが初めてでした。


作品づくり後にY先生の絵と見比べて髪の毛、手等をあらためて練習

ここでようやく、髪の毛を描くコツを掴み始めたようです。

「男らしい身体」を描けるように頑張ります…。

その後は「男性雑誌のモデルさん」をテーマに、タイプの違う男性キャラを描いてみたんですが…


全身図となると、まだまだ描けない (T_T)


今後の課題は老若男女問わず、人間の全身を入れたポーズをたくさん描けるようになるこですね。

「描きたくないとき」も「描けないとき」も、休んでいいんだよ

手を入れたポーズを頑張って描いています。

男の子の研究もひと段落し、あとはひたすらポーズの研究や、

個々で足りない部分を練習したり、作品を描くことに費やしていました。

「開いた手」をテーマに、
いろいろなポーズを白はげ&グレーで描いていた頃。

人間、身体がいちばん大事な資本です。

しかし、あと少しで上達法も終わるという頃、

私生活にちょっとした事件が起こり、2週間ほど絵を描くことができなくなってしまいました。


体調面というより精神的に参っていたので、なかなかペンを取る気になれず、

2次創作の小さいらくがきを1枚描く、くらいしかしていませんでした。


でも、描く気になれないときは、無理に描かなくてもいいのではないかと思います。


マイナスな気持ちで絵を描いても全然楽しくないですし、

確かに少しでも休んでしまうと、また描けなくなるかも…という不安に襲われます。


実際、久しぶりにペンを取ると手がなまってしまって、思うように描けないことがありますが、

リハビリを兼ねて、クロッキーやらくがきを繰り返していれば、描く感覚は戻ってきてくれます。


何事もそうですが、人間、身体がいちばん大事な資本です。


描く気になれないと思ったときは、まず自分の体調面や心の声に耳を傾けて、

休みたいときは「それでいいんだよ」「休んでも大丈夫だよ」と、自分をしっかり労わってあげることを優先してください。

上達法 終了時に描いた2枚のイラスト


なんとか感覚を取り戻しつつ、上達法の終わりに描いた絵。


本当は全身図を描くべきだったんですが、まだそこまで回復していなかったので、

バストアップで手のポーズを入れた絵を描きました。


でも最初の頃に比べるとY先生の絵に近づけた気がする…(*''ω''*)

これでも成長できたので良しとします!

まとめ これからも課題との戦いは続く…!

以上が、3ヶ月上達法2ndで実践した練習と作品たちでした。


今回もすべて計画通りにできたというわけではありませんが、ハウツーばかり追いかけていた頃より、

自分の力で描いている感覚や、成長できたなと自分を褒めてあげたくなることが多くあり、


何よりも、つらい・苦しい思いに苛まれながらも、絵を描いていて楽しい♪」という気持ちが常に自分の中にあった気がします。


長い目で見れば小さな過程かもしれませんが、またひとつ成長できて嬉しい!(*^^*)


ここで満足して終わらず、

次は「様々な手の表情」「全身を入れたポーズ」「背景・空気感・世界観」…などなど、

磨きたい分野はたくさんあるので、

これからも一歩一歩、地道に頑張っていきたいと思います!٩( ''ω'' )و

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それでは、最後まで読んで下さり、ありがとうございました。