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【ターシャ・テューダー】 心温まる おすすめ絵本3選!

2021年2月6日

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こんにちは、Noraです(^^)/

今日は、私の人生に大きな影響を与えた

絵本作家・ターシャ・テューダーのおすすめ絵本を3冊ご紹介したいと思います。


ラインナップはこちら!

  • 輝きの季節 ターシャ・テューダーと子どもたちの1年
  • 喜びの泉 ターシャ・テューダーと言葉の花束
  • ターシャの農場の12カ月

退屈する暇なんてない!
輝きの季節 ターシャ・テューダーと子どもたちの1年

「輝きの季節 ターシャ・テューダーと子どもたちの1年」

作者:ターシャ・テューダー
訳:食野雅子
出版社:KADOKAWA/メディアファクトリー


優しいピンク色に縁どられた表紙が、とても可愛らしい絵本です。

ターシャさんが、4人の子ども達を育てていた時のことを、1年の行事を通して描かれています。


1月から始まって2月、3月、4月…と、見開き1ページで12月までのイベントが描かれており、

水彩画の挿絵がとてもきれい。

挿絵のまわりに、縁どるように描かれた植物の飾りに、何が隠れているのかつい探したくなります。


家畜農業を中心とした生活なので、

現代の人が見たら、ちょっと遠い昔のファンタジーっぽい空気感を感じるかもしれませんが、そこがまたいい。

どこか懐かしさを思わせる雰囲気があります。

一部を真似て、たくさんの思い出を作れる!

この絵本を読むと、1年中行事が満載でいい意味で退屈しない、

毎日、毎月、毎年がいつも輝きに満ちたものであるんだなということを感じられますね。


もちろん、私を含め現代の人には、ターシャさんのように1年の行事をすべて実践するのは難しいですが、

その中のひとつを、自分なりに催すことは可能かもしれません。


そして、こういったイベントは、子どもの頃であれば強烈に記憶に刻まれるので、

子どもにたくさんいい思い出を残すためには、うってつけだと思います。

言葉という宝物があふれる
喜びの泉 ターシャ・テューダーと言葉の花束

「喜びの泉 ターシャ・テューダーと言葉の花束」

作者:ターシャ・テューダー
訳:食野雅子
出版社:KADOKAWA/メディアファクトリー


「輝きの季節」と姉妹本のような感じで、表紙がやさしい青紫色に縁どられている絵本です。

一般的な絵本とはちょっと違う感じで、ストーリーはなく、

ターシャさんの水彩で描かれた挿絵の横に、彼女の好きな言葉が添えられています。


本を読むと、作者が経験したうえでの価値観などを、間接的に経験できたり、

偉人が残した言葉を知ることができたり、

自分がそれまで知らなかった世界を知ることができます。


それが時としては、自分の心に深く刻まれたり、支えてくれたり、人生を変えてしまうこともありますよね。


この絵本には、ターシャさんが長年心に留めていた、あるいは彼女を支え続けた言葉がたくさん記されており、

同時に、私にも響くもの、これから心に留めておきたいと思った言葉に出合えました。

すてきな言葉たちをご紹介!

私が気に入った言葉をいくつかピックアップします。

「夢を見るときひとりのように、人生もひとりで生きるもの」

(ジョーゼフ・コンラッド 闇の奥)

「喜びを感じる義務ほど、軽んじられている義務はない」

(ロバート・ルイス・スティーブンソン 怠け者のための弁解)

「もし仲間と歩調の合わない人がいたら、その人の耳には、
 きっと違う太鼓の音が聞こえているのだ。

 どんなにかすかであれ、どんなに遠くであれ、
 自分の耳に聞こえる音色に従えばよいのだ」

(ヘンリー・D・ソロー ウォールデン森の生活)

(すべて、『喜びの泉 ターシャ・テューダーと言葉の花束』より 引用)


長年ターシャさんに喜びをもたらしたり、支えてくれた言葉の数々。

どのページを開いても、すてきな言葉がたくさん記されています。


私もいつかこの絵本のような感じで、

「自分の描いた絵の横に、自分の好きな言葉を添えた画集を作りたい…いや、作るぞ!」

という密かな夢を抱いています…!

どこか懐かしさがこみあげる「ターシャの農場の12カ月」

「ターシャの農場の12カ月」

作者:ターシャ・テューダー 
訳:ないとうりえこ
出版社:KADOKAWA/メディアファクトリー


タイトル通り農場を舞台とした、ターシャさんが、ニューハンプシャー州で暮らしていた頃をもとに描かれた絵本です。


1月から始まって、2月、3月と続いて、また1月に戻るという自然のサイクルを、とっても緻密できれいな絵で楽しむことができます。

モノクロとカラーの両方の絵が描かれていて、どれも古き良き時代を感じさせてくれます。


国は違えど、どこか懐かしい気持ちになるのは、農耕のDNAが組み込まれているからかな?(笑)。


「輝きの季節」とテーマは同じですが、また違う雰囲気を醸し出している、ターシャさんらしい絵本だと思います。


私は特にクリスマスのページが好きで、家族や親しい友人と一緒に、こんなふうに楽しく穏やかに過ごせたら、

とっても幸せな気持ちになれるだろうな、と思わせてくれます。

悲しみをばねにして作った絵本

実はこの絵本が描かれた1957年頃、ターシャさん夫婦の仲は冷え切っていたそうです。

そして残念ながら、絵本を出版した1年後に、夫は農場を去りました。


夫が去ってしまった寂しさや、子どもたちを1人で養わなければならない不安の中で描かれた絵本ですが、

そんなことを微塵も感じさせないのがすごいですね。

悲しみや逆境をばねにして描いたのかもしれません。

まとめ

以上が、私がおすすめする、ターシャ・テューダーの絵本3冊でした。

ターシャさんの価値観や生きることの喜び、前向きな思いは、絵本の中にもよく表れているなと感じます


ターシャさんが生涯で手掛けた絵本や挿絵は100冊以上を超えているので、

興味が湧いた方は、ぜひ他の絵本も図書館や本屋さんで手に取ってみてください。


またターシャさんは、それまで何に対しても消極的で自信の持てなかった私に、

人生を豊かに生きていくための心がけ年を取ることに対しての前向きな捉え方

暗い道に迷った時に、勇気を奮い立たせてくれる考え方や言葉をたくさん教えてくれました。


ターシャさんは、私の人生に新しい風を吹き込んでくれたといっても、過言ではありません。

そんな彼女の生き方や価値観についての本やDVDを紹介している記事もありますので、こちらもぜひ合わせてご覧ください。

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それでは、最後まで読んで下さり、ありがとうございました。