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【酒井駒子さん】「不思議な世界へようこそ…!」 おすすめの絵本を3冊ご紹介!part2

2021年7月26日

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こんにちは、Noraです(^^)/

今日は、私の大好きな絵本作家・酒井駒子さんのおすすめ絵本のご紹介、第2弾です。


今回のおすすめ絵本のラインナップはこちら!

  • きつねのかみさま
  • はんなちゃんが めをさましたら
  • ヨクネル と ひな

この3冊は、酒井さんの描く、子どもや動物たちが可愛いのはもちろんのこと、

誰もが一度は経験したことがあるような、どこか懐かしい気持ちにしてくれるお話です。

おねえちゃんは、きつねの神さまになったんだ!
「きつねのかみさま」

「きつねのかみさま」

作:あまんきみこ
絵:酒井駒子
出版社:ポプラ社

あらすじ


公園に、なわとびのひもを忘れてしまったりえちゃん。


弟のけんちゃんと一緒に取りに行ったら、なにやら楽しそうな、なわとびの歌が聞こえてきました。


こっそり木のかげに隠れて見てみると、そこでは、きつねたちがなわとびをしていて…。


きつねたちがなわとびをしているところに出くわす、ファンタジーなお話です。

現実ではありえないことでも、絵本の中ではなんだってできます。


なわとびの楽しさを、きつねたちに教えてあげたりえちゃん。

最後のりえちゃんの、ごちゃごちゃしてしまった気持ちは、「ああ、なんかわかるな~」と共感しました。


でも、弟のけんちゃんに

「そうかぁ。おねえちゃんはきつねのかみさまだぁ」

と言われて、嬉しいというか誇らしい気持ちにもなれたと思いますね。


そして毎度のことながら、酒井さんの絵は本当に子どもの形が良い!

りえちゃんもけんちゃんもきつねたちも、本当に可愛く描かれていて、ほのぼのします。

ひとりきりの、こっそり特別な時間…
「はんなちゃんが めをさましたら」

「はんなちゃんがめをさましたら」

作・絵:酒井駒子
出版社:偕成社

あらすじ


あるひ、はんなちゃんが目をさましたら、まだ夜でした。

おねえさんも、お父さんも、お母さんも、みんな眠っています。


はんなちゃんは、猫のチロといっしょに、こっそり、いろんなことをしはじめました…。


子どもの頃、薄暗い明け方に目が覚めて、

家族のみんながまだ眠っているのに、自分ひとりだけ起きているという状況に、

なんだかとてもわくわくした記憶があります。

まるで家をひとり占めしたような気持ちでした(笑)。


夜って、怖いイメージのほうが強かったんですが、昼とはまた違う感じに世界を見れて、楽しいですよね。

子どもの時なら、なおさら違う世界に行ったような気分になったものでした。


誰も起きてこないから、普段やったら叱られるようなことや、兄弟げんかになりかねないことも、

ひとりでこっそりできて、楽しめちゃいます。


この「こっそり」というのがまた、わくわくに拍車をかけるんですよね!

はんなちゃんの「こっそり」にも、「わかるわかる~!」と、クスクスしてしまいます。


でもはんなちゃん、ずーっと起きてはいられないよね (笑)。

いのちがやってきて、芽生えた優しい心
「ヨクネルとひな」

「ヨクネルとひな」

作:LEE
絵:酒井駒子
出版社:ブロンズ新社

あらすじ


ある日、ひなちゃんの家の前で、ちいさな子猫がないていました。

猫のお母さんに頼まれて、子猫はひなちゃんの家で飼われることに。


「この子の名前を決めなくちゃ!」


ひなちゃんは、子猫の名前をいろいろと考えますが…。


最初は「猫を飼うなら、ペットショップの可愛い猫がいい」と言っていたひなちゃんですが、

少しずつ子猫に対して、愛情が湧き始めます。


子猫が家に来て、わくわくしたり、

「守ってあげたい」という優しい気持ちが芽生えたかと思ったら、

急に不安に襲われて、でも子猫のために一生懸命になるひなちゃん。

「こんなにちいさいのに、この子はちゃんと生きてるね」

「そうよ。ぬいぐるみじゃなくて、ほんとうに生きているんだもの」

(「ヨクネルとひな」より)

お母さんとのこの会話には、何か胸が熱くなるものを感じますね。


余談ですが、「ヨクネル」という言葉は最初、英語か何かの言語だと思っていたのですが、

「よく寝る」を、カタカナにした言葉だったんだ!と知ったときは驚きました。

日本語って同じ言葉でも、ひらがな、カタカナ、漢字に変換すると、全然雰囲気が違って面白いですよね。


そしてこの絵本を読んで、酒井さんの描く動物にも心惹かれました。

本当に命が宿っているかのような酒井さんの絵、大好きです!

まとめ

以上が、私がおすすめする酒井駒子さんの絵本のご紹介でした。

気になった方は、ぜひ本屋さんや図書館で手に取ってみて下さい。


また下記の記事でも酒井さんの絵本をご紹介していますので、こちらもぜひ合わせてご覧ください。

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それでは、最後まで読んで下さり、ありがとうございました。