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こんにちは、Noraです(^^)/
とてもとてもお久しぶりの更新となってしまいました…(;・∀・)
1年くらい?ブログの更新が途絶えていましたね…。
この間、絵から離れたりまた戻ったりを中心に、いろいろなことがありました。
今日はこの約1年の間、私がいろいろと迷走しつつ模索していた絵の練習と言い訳と、
それを踏まえて見えてきた、やりたいことや今後の目標を長々語っていこうと思います。
個人的に、頭の中だけで考えるより文章にする方が、きちんと整頓されて目標が明確になるので、
今後のためにも、今の気持ちをブログに残しておきます\(^^)/
3ヶ月上達法を終え、エネルギー切れに…。
2021年11月から2022年1月の間、さいとうなおき先生の3ヶ月間上達法に挑戦し、
上達法を終えた1月から実践した練習法や気がついたことなどを、少しずつブログにアップしていたのですが、
2月頃にだいたいのことを書き終えて、なんだかどっと疲れたというか…
早い話がエネルギー切れになってしまったのです。
上達法とブログ更新の両方をある程度終えたら、思いのほか疲れてしまって絵を描く気になれず、
その後の3ヶ月間は、ほとんど絵を描くことから遠ざかっていました。
2022年6月中旬頃にようやくペンを取る気になり、本格的に描く前に、3ヶ月上達法を見返してみようと、
スケッチブックと作品集をパラパラ眺めていた時のこと。
「そこそこ上手くなれた気がしていたけど、そんなに成長してない…Σ( ̄ロ ̄lll) ガーン!!」
振り返ってみて、あまり成長していないことに愕然としました。
思い返せば、この頃はお手本をよく見て描くというより、
「○○の描き方」みたいなハウツーばかり追いかけていましたから、
あまりお手本に近づけていないのも納得 (^^;)
また、
「私が描きたかったのは九条先生みたいな、かっこいい系の絵だったはずなのに、
でもかっこいい系の絵を描いても、全然楽しく感じられない…」
という感情にも苦しみ始めたのです。
描きたいと思っていたはずなのに、それに対して嫌悪感を抱くなんておかしいと、この時は思っていました。
もう自己嫌悪まっしぐらです。
「九条先生みたいなかっこいい絵を描きたいけど、私にはその腕というか技術がないのかも…」
そんなマイナスの感情が湧きおこり、せっかくの絵を描こうという気持ちが折れて、嫌気がさしてしまったものの、
その反面「それでももっと上手くなりたい、もっと絵を描きたい!」
という気持ちも捨てきれず、矛盾した思いがぐるぐる駆け巡っていました。
絵を描きたいのに、なんだか一歩を踏み出すのが怖くなってしまったのです。
「好きのルーツ」が、「絵柄のヒント」になった!?
そんな悶々とした日々を過ごしていたある日、ふと思い立ったこと。
「かっこいい系の絵が描けないということは、可愛い系の絵の方が向いているってことなのか…?」
しかしこの時点ではまだ、九条先生のような絵を描けるようになりたい気持ちの方が強く、
可愛い系の絵を描いてみたらどうかという、自分への問いに抵抗感がありました。
しかしその一方で、
「確かに可愛い系の絵の方が、私に合ってるかもしれない」
と納得する自分もいたり。
またもや矛盾した感情にぐるぐる悩まされてしまったのですが、ここであることを実践してみたのです。
それは、「子どもの頃に、好きだったものを振り返る」ということ。
好きのルーツをあらためて辿ることで、もしかしたら絵柄のヒントが見つかるかもしれないと思ったのです。
具体的に何をしたのかというと、
子どもの頃に何度も観ていたアニメや漫画、絵本など、
とにかく何でもいいので、ハマっていたものを次々に紙に書き出してみました。
大体書き尽くしたなと思ったら、今度はそれを時系列で並べてみたのです。
その結果、私がハマっていたものはどちらかというと「可愛い」をテーマにしたものが多くあることが判明しました。
(思い返すと小学生の時に描いていた絵も、少女漫画ちっくな可愛い系の絵だった…)
しかし、それでもまだ「私は九条先生みたいな絵が…!」と悪あがき。
認めたくないものの、認めざるを得ない結果を前にして、またもや愕然としてしまいました。
【3ヶ月上達法2nd再挑戦】
「かっこいい」がダメなら、「かわいい」で試してみよう!
今まで描きたいと思っていた私の理想の絵は、「等身大でリアル寄りの、かっこいい系の絵」
なのですが、描きやすい絵は「デフォルメされた、かわいい系の絵」。
この結果を突きつけられた後、理想と現実のギャップに苦しみながら、またまた自問自答を繰り返して、あることを思い出したのです。
「そういえば私、なんでもう一度絵を描こうと思ったんだっけ…?」
・
・(考え中)
・
「…そうだ…私、Y先生の絵に一目ぼれして、こんな絵を描きたいって思ったんだ!」
私を絵の世界に引き戻してくれた、漫画家のY先生。
(※諸事情により、お名前を伏せてY先生と記載させていただきます)
先生の絵も、どちらかといえば可愛いに部類される絵柄です。
…それに気がついた時、考えることをやめ、決心しました。
「かっこいいものにも確かに憧れていたけど、いったんそれを横に置いて、Y先生の絵をお手本にして、可愛い系の絵柄に挑戦してみよう!」
うだうだ考えるのもめんどくさくなってしまい、こうなったらもうやってみるしかない。
というわけで、以前やった九条先生ver.の3ヶ月上達法のことは忘れて、また新しく上達法にチャレンジすることにしたのです。
「よし!今度は3ヶ月といわず、半年間、いや1年くらいじっくりかけて挑戦してみようかな!」
…なんて息巻いていましたが、ズボラな私のこと、絶対続きそうにないなと思い (笑)、結局3ヶ月で実践しました。
【3ヶ月上達法 2nd】 感想「もう一度挑戦して大正解!」
さて、Y先生ver.で3ヶ月上達法に挑戦するにあたり、
以前はハウツーばかり追いかけて、九条先生の絵のいいところをあまり吸収できていなかった反省点を活かし、
「先生の絵を常に横に置いて、分析しながら苦手分野を重点的に練習する」
という新ルールを設けました。
今回は、自分が特に苦手とする分野がある程度把握できていたので、
顔、髪の毛、手、服のしわ、陰影と、おおまかなカテゴリーに分けて重点的に練習し、
練習を重ねていくうちに、この分野ももっと勉強した方がいいかも!と思い立ったら、それも取り入れていきました。
- 先生は、顔をどうやってかわいく描いているのか?
- 身体のバランスはどうか?
- やわらかい雰囲気の出し方は?
…などなど、「Y先生はこんな描き方をしているのかな?」という予測や、
オリジナル作品を描くときも「Y先生ならこの表現をどう描くか」と、
とにかくこの上達法を実践している最中は常に、「Y先生なら、どう描くか」と考えながら描いていました。
結論から言うと、また挑戦してよかった!
以前挑戦した時より格段に「楽しさ」を感じられ、新たな引き出しができたかも!と、自分の可能性が見えてきたのです。
九条先生のような絵が描けるようになることを、諦めきれずにいたのですが、
「一度すっぱり諦めても、またいつか挑戦すればいい」と、良い意味で開き直ることもできました。
また、「こう描けばもっと可愛く見えるかな」「こう描くとちょっと違和感あるな」など、
自分で考えながら描くことで「あ、今自分の力で絵を描いてる!」という感覚も感じられて、とても嬉しかったのを覚えています(≧▽≦)
もちろん楽しいばかりでなく、意気揚々と3ヶ月上達法に挑戦し始めたはいいものの、
その途中で私生活にちょっとした事件が起こったり、
頭でっかち状態になってしまったり、
どうしても先生のようには描けない部分があったり、
つらいこともたくさんありました。
しかし今回の上達法では、描き方に関してはもちろんのこと、
絵に対する姿勢や気持ちの切り替え方など、あらためて得られたものの方が大きいと実感しています。
九条先生の時と同様、3ヶ月上達法を終えた後は燃え尽き症候群に陥ってしまいましたが、
今度は打開策として「楽しさ貯金」をしたおかげで、ここから長期間絵から離れることはありませんでした。
なんというか…少し前向きになれた気がします。
苦しいことやもどかしいこともたくさんありましたが、この経験は間違いなく今後もプラスに働いてくれると思います。
Y先生をお手本にした3ヶ月上達法の詳しい内容は、下記の記事で詳しくご紹介していますので、ぜひあわせてご覧ください!(*^^*)
今後の目標 「もっと愛情を持って絵を描く」
「課題には、いったんゴールを設ける」
2度の上達法を終えて、心がけるようになったことがあります。
(「※常にできている」とは、言ってません(笑))
それは「課題が見つかったら即メモして、それのゴールを決める」ということ。
よくよく考えたら、ゴールがないのってすごく恐ろしいことだと思いませんか?
マラソンで例えると、スタートしたら永遠に走り続けなくてはいけないというイメージでしょうか。
ゴールがない状態でずっと走り続けるなんて、絶対しんどいに決まってます…!
たとえ途中で休んでもまた走り続け、どこまで走ってもゴールのテープは見えてこない…
これ、地獄以外の何ものでもないですよね。
絵も同じです。
いつまでも同じ課題を消化し続けるのって、一見とてもいいことだと思えるんですが、
でもどこまでやったら終わりなのかがわからないと、ただの苦行にしか感じられなくなると思います。
「これをやったらもう完璧!これ以上調べたり勉強しなくても済む!」
という状態には、残念ながらなれないんですよね… (なりたいけど)。
絵には明確なゴールはありませんが、その都度いったんのゴールを設けることは、悪いことではないと思うのです。
いつ終わるかわからない状態より、「とりあえず、ここまでやったらいったん終了」
という区切りがある方が、俄然やる気も継続できるのでは!?と、やっと気づくことができました。
「上達は長い目で見て、結果を待つ」
2018年からもう一度絵を描き始め、今年で5年目。
正直5年も描いてきたのに、そんなに成長できていない…はっきり言ってショックです (T_T)
ネットを見てみると、3ヶ月や半年、長くても1年と、ほぼ短期間で上達したという人をよく見かけます。
実は私もさいとうなおき先生の3ヶ月上達法に挑戦した時、
3ヶ月後には自分の納得する上手い絵を描けるようになっていることを期待していたのですが、
残念ながら私の場合はそれが訪れませんでした。
言い訳がましく、自分で言うのもなんですが、
たぶん私はスタートの時点で「ある程度絵を描いてきた」という経験があったために、成長スピードが遅いのかもしれません。
その経験が変なプライドとなって邪魔していたり、
ハウツーばかりを追いかけて、間違った練習方法をしていたことも、要因のひとつだと思います。
そして何より「短期間で、結果を出そうとしたこと」も成長が遅い原因なのではと、ここ最近になって痛感しました。
この5年間何度も、やっぱり絵を描くことをやめようかと思ったこともたくさんありましたが、
2020年にさいとうなおき先生の動画に出合えたおかげで、
少しずつ上達法に挑戦していくなかで、苦しさに揉まれながらも、絵を描く楽しさを再認識し、以前より楽観的になれた気がします。
今になって、ようやく良い意味で上達をあきらめられたというか、
「上達ばかりに目を向けてないで、もっと楽しく絵を描こう」という気持ちになれました。
なんでもかんでも、短期間で達成したり、取得しようとしないことも、心がけていきたいです…。
1枚1枚を「意味のある絵」にする
今年は、絵に関していくつか目標を立ててみました。
ざっくりこんな感じです。
- 1枚1枚を丁寧に、愛情を持って描くこと
- オリジナル作品を増やして、ブログにギャラリーをつくること
(せめて20枚は描きあげる) - コピックの塗りをもっと研究すること
特に心に留めておきたいのは、
「オリジナルにしても2次創作にしても、愛情を持って丁寧に描いていくこと」。
ここ2年くらいのスケッチブックを見返していて気がついたのですが、
以前の私は量をこなすことに必死で、作品の質にはあまり目を向けていませんでした。
「もっと早く描いて、もっと作品の量を増やしていけば上達できる!」
そう思い込んで、とにかく早く描いて作品を増やさなきゃという気持ちが先走りすぎていたのです。
しかしそんな焦りの中で描いた作品は、どれもこれも雑。
線も色塗りも何もかも。
こんなに描いてるのに、成長していない…!と落胆することもありましたが、あたり前です。
じっくり調べるべきところや、丁寧に描くべきところでも、突っ走ってしまっていたんですから。
「ただ量をこなすだけでは、意味がない」
Y先生ver.の3ヶ月上達法を終えた後に、ようやく気がつきました。
やみくもに何枚も描くより、少ない枚数でもいいので、
自分の頭でしっかり考えて、わからないものは資料を見て、ちゃんと調べながら形を取って、丁寧に線を引いて、楽しく色を塗る。
少し考えればわかることなのに、上達にばかり目を向けて、このことを忘れてしまっていたんですね…。
すぐ上達しなくてもいいから、楽しく絵を描こうという気持ちになれた今、
私に必要なのは個々の練習よりも「きちんと丁寧に描くこと」と、
「オリジナル・2次創作問わず作品を増やしていくこと」だという結論に至りました。
ある程度描き方の勉強はしたから、これからは作品を作りつつ増やしつつ、その都度課題を消化していく感じで描いていく。
上達のペースはゆっくりでも、少しずつ作品を丁寧に作っていく段階に入ったのかなと思うので、
もういっそのこと、一気にドカッと上達することはあきらめて、1枚1枚丁寧に愛情を持って描いていこうと思います。
2023年がんばるぞ~!٩( ''ω'' )و
それでは、最後まで読んで下さり、ありがとうございました。