こんにちは、Noraです(^^)/
今日は、「コピックチャオの全180色の色見本」をご紹介していきます。
toolsから販売されている3種類のコピックの中で、いちばん値段が安くわりかし手に入れやすいので
初心者さんにおすすめのタイプです。
コピックを初めて使う方や自分の気になる色がチャオにあるか確かめたい!
という方の参考になれば嬉しいです(*^^*)
おことわり
色見本は、お使いのデバイスによって写真と実物の色味が多少異なります。
また、使用する用紙によっても色味が異なる場合がございます。
ご了承ください m(__)m
コピックチャオの簡単なご紹介
色見本をお見せする前に、コピックチャオの簡単なご紹介をしたいと思います。
と言っても、インクもニブもコピックスケッチに入っているものと同じなので、品質や使い心地に変化はありません。
違う点は、マーカーの見た目とインクの量・オプションがないことなどです。
2023年にマーカーのボディがリニューアル!
上が旧型、下がリニューアルされた新型のマーカーです。
「COPIC ciao」という文字が少しボリュームアップして、それ以外の印字やバーコードの大きさが小さくなった感じです。
裏面。色番号と色記号は片側のみの記載になりました。
全体的にすっきりとした、シンプルな表記に変わった印象です。
でも正直言うと、旧型の方が色記号と番号が大きく記載されていて見やすかったかな…。
まだ見慣れていないだけ?
握りやすく持ちやすいデザイン
マーカーの形は円柱形。一番握りやすい形で好き。
ニブは筆(ブラシ)と太字(ブロード)のツインタイプ。
ちなみにチャオはスケッチやクラシックと違って
細字ニブに差し替えたり、エアスプレーのように使うことはできないので注意です。
どちらの描き心地もなめらか。
コピックチャオのインクの量は2.5㎖でスケッチ・クラシックを含めた3種類のマーカーの中ではいちばん少なめの量です。
インクが減ったらコピックインクで補充して何度でも使えます。
インクの成分は消毒用のエタノールに近いもので、人体への蓄積性などの害はありませんが、
におい等が気になる方は、適度に換気しながら使うことをおすすめします。
チャオのお値段は1本308円。
一度に何本も購入できるほど安いとは言いきれませんが、
コピックスケッチやクラシックに比べると手に入れやすいかなと思います。
全180色の色見本
冒頭でも言いましたが、
色見本は、お使いのデバイスによって写真と実物の色味が多少異なります。
また、使用する用紙によっても色味が異なる場合がございます。
ご了承ください m(__)m
こちらがコピックチャオ全180色の色見本です。カラーレスブレンダーを含めた色数となります。
初心者さんにも扱いやすい色が厳選されており、
濃淡のバランスも良くどの色もグラデーションや混色がきれいにできるものばかりです。
人物イラストに欠かせないスキンカラーやアース系の色も、使いやすい色がたくさん!
グレーは、クールグレーとウォームグレーの2種類のみですが、これだけでも充分活かせると思います。
意外と極端に薄かったり濃いよりも、このくらいの濃淡の色が扱いやすくていいかも。
次に、色数とカラーチャートをご紹介していきます。
【BV】Blue Violet(青紫) 11色
影色に愛用しているBV。
BV000とBV31が人物の影に最適です。
BV25とBV29は黒の代わりとしても使っています。
【V】Violet(紫) 11色
可愛い色と大人っぽい色の2種類があるⅤ。
個人的に好きな色が厳選されていて嬉しい!
【RV】Red Violet(赤紫) 14色
可愛い色味のピンクが多めですが、
RV69やRV95のようにちょっとシックな色味のピンクもあります。
【R】Red(赤) 18色
スキンカラーや肌のぽわっとした赤みに使える色が多いR系。
濃いめの赤も、わりと使いやすい色味だと思います。
【YR】Yellow Red(橙黄) 12色
パキっとした鮮やかな色とやわらかい色があるYR。
YR000・YR00・YR61は、スキンカラーとしても活躍してくれます。
【Y】Yellow(黄) 12色
優しい印象の色が多い黄色。
こちらも使いやすいかつ、個人的に好きな色ばかり!
【YG】Yellow Green(黄緑) 12色
植物の色を彷彿とさせる黄緑。
YG11とYG41の色が可愛くてよく使っています。
【G】Green(緑) 14色
優しい色味と渋めな色味が半々という感じの緑。
YGと合わせると、いい感じのグラデーションがたくさんできます。
【BG】 Blue Green(青緑) 13色
爽やかな色が多いBG。
どちらかというと緑色の割合が多い印象の色味です。
【B】Blue(青) 19色
透明感あふれる色味のB。
濃淡のバランスもばっちりで、空や海などの風景のほか人物のイラストにも大活躍です!
【E】Earth(茶) 30色
人物イラストを塗るのに欠かせないE系。
スキンカラーや髪の毛にはもちろん、服の色や風景にも使える万能色です。
【C】Cool Gray(クールグレー) 6色
冷たさを感じさせるひんやりしたグレー。
ちょうどいい濃淡できれいなグラデーションができます。
【W】Warm Gray(ウォームグレー) 6色
ほんのりとした暖かさを感じさせるグレーです。
こちらも濃淡のバランスがよく、この色数だけでも充分使えます。
【A】Black・Colorless Blender(黒・カラーレスブレンダー)
チャオの黒は100番のみ。ほんの少し青みがかった黒です。
実際にイラストを塗ってみた


- 肌:
R000・R00・R20 - 目:
B00・BG49・BG15・B63・BV29 - 髪:
E51・E41・E43 - 服:
RV000・R81・R85 - 影:
BV000
180色の中から色を選んでイラストを塗ってみました。
塗り心地は言わずもがな!最高です\(^o^)/
薄い色で下地を作ってから徐々に濃く塗り重ねていくもよし、
濃い色を置いてから薄い色で伸ばすように塗るもよし。
インクの混ざり方がとてもきれいなので、どちらの塗り方でもOKな高品質さです。
最初は0000番もあった方がいいのにな~と思っていたのですが、
意外となくても塗れたので、臆せずチャレンジしてみるのも大事ですね(笑)。
すばやく塗らないとムラになってしまうのでちょっとスピード勝負な場合もありますが、
広範囲を塗りたい場合は、ブロードニブやコピックインクを直接垂らして塗り広げることもできます。
個人的には色ムラもいい味となってくれるので、
一概にムラができるのは絶対だめ!と括るのはもったいないかなと思います。
コピックチャオのメリット・デメリット
個人的な意見ですが、コピックチャオのメリット・デメリットをまとめてみました。
【メリット】 比較的手に入れやすいモデル
- スケッチ・クラシックと比べると値段が安いので手に入れやすい。
- コピックを初めて使う人でも扱いやすい色がたくさんある。
- インクやニブの質はコピックスケッチと変わらないので安心して使える。
- インクの量が減ったら、コピックインクで補充でして何度でも使える。
- プレゼントに最適なセットがある。
まず最大のメリットは、高品質なのは変わらずに比較的安価な値段で購入できること。
色数は全色の半分ですが、180色もあれば大半のイラストを塗るのにそんなに不自由しないと思います。
ニブもインクも高品質なうえに、コピックインクで何度も補充して使えるということも考えれば、
やはりコピックは優れた画材のひとつですよね。
また、公式サイト等ではプレゼントに適したセットも販売されているので
誕生日やクリスマスなどの贈り物として選ぶ楽しさもあります。
特に、絵を描き始めた人や学生さんには「手に入れたいけど届かない…」ということもあると思うので、
そういった方にコピックチャオのセットをプレゼントしたら、喜んでもらえること間違いなしです!
【デメリット】 使い道が少々制限される
- インクの内容量が少なめなので減りが早い。
- ニブの差し替え(太字→細字へ変更など)はできない。
- エアスプレーのようには使えない。
- 価格は安いが、全色集めるとなるとやはりお金がかかる。
デメリットは、全色集めるとなるとやはりお金がかかってしまうことと
他と比べてオプションがないということでしょうか。
コピックスケッチやクラシックは、ニブを細字タイプに差し替えたり
専用の器具を付けてエアスプレーのように使用できるのですが、チャオはそれができません。
なので、そういった使い方をしたい場合は、他のタイプのマーカーを購入する必要があります。
お金はどうしてもかかってしまいますが、一度本体を購入してしまえば
あとはコピックインクで補充しながら使えますし、色を集める楽しさもついてくるので、
そんなに悲観しすぎるほどのデメリットではないかと思います。
まとめ
以上が、コピックチャオの全180色のご紹介でした。
現在販売されている3種類のコピックの中で、チャオは比較的手に入れやすいので初めて使う方にぜひおすすめです。
私ももう一度絵を描き始めた際、コピックを手に入れようか迷っていたこともありましたが、
思い切って購入してよかったと心から思いますし、
今では絵を描く際の大切なパートナーのひとつになりました(*^^*)
コピックは決して安い画材ではありませんが、
そのぶん期待を裏切らない品質で、使っていくうちに長年愛用されている理由がわかります。
気になった方はぜひ購入して使ってみて下さい!\(^o^)/
コピックスケッチについての記事はこちら!
以下の記事ではコピックスケッチについてもご紹介していますので、
こちらもぜひ合わせてご覧いただけると嬉しいです!
参照:コピック公式サイト
それでは、最後まで読んでくださり、ありがとうございました。






















