画材

【Ohuhu】Oahu (ファインニブ) 各セットの色見本ご紹介&セット縛りでイラストを塗ってみた

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こんにちは、Noraです(^^)/

前回ご紹介した、こちらのOhuhuの硬筆タイプ・アルコールマーカー。


こちらのアルコールマーカーは全320色セットの他にも、いくつかのセットが販売されているのですが、

今日はそのセット縛りでイラストを塗ってみた!という実験結果をご紹介したいと思います。


「このマーカー気になってるけど、いきなり320色も買うのはちょっと…」

「どのセットにどんな色が入っているのか、手っ取り早く見本が見たい!」

「結局どのセットを買えばいいのか、わからない!」

という方の参考になれば幸いです。

☆Ohuhuさんの公式サイトはこちら!→Ohuhu

Ohuhu Oahu 硬筆アルコールマーカーの簡単なご紹介

Ohuhuの硬筆アルコールマーカーは1本あたり56円という破格の安さにも関わらず、

とても高品質なマーカーです。

耐水性・耐光性に優れており、無毒インクなので小さなお子様でも安心して使うことができます。

コピックに負けず劣らずの品質なので、他のマーカーと併用することも可能です。
(※併用する際は自己責任でお願いします)


詳しい内容はこちらの記事でご紹介していますので、ぜひ合わせてご覧ください。

【Ohuhu】 Oahu (ファインニブ) アルコールマーカー 全320色レビュー!

各セットで塗ってみた一覧表

こちらは各セットで塗ってみたものの一覧表です。

なるべく同じ色を使わないように、気をつけながら色選びをしましたが、

私の好みがもろに反映された配色になっています(笑)。

ちなみに塗り方としては、アニメ塗りを目指してみましたが、もろベタ塗りです(笑)。


色数が多くなるにつれて、模様を入れたりグラデーションにしてみたりといろいろ試してみましたが、

個人的に一番塗りやすいなと感じたのは160色セットでした。

肌色や他の色数もある程度バランスよく入ってるので、初心者の方でも使いやすいのではないかと思います。

Ohuhu Oahu(硬筆ニブ) 各セットをご紹介!

それでは、Oahuシリーズの各セット (10種類) の色見本と、イラスト、塗ってみての感想をご紹介していきます\(^o^)/


Oahuのセットは、40色、60色、80色、100色、120色 A、160色、200色、120色 B、パステル48色、スキンカラー36色、全320色セットの、計11種類のセットがあります。


Ohuhuのマーカーのセットには必ず0番が入っているので、

マーカーの数は、+1の本数 (例えば、40色セットなら+1で41本セット) になっています。

40色セット

ぱっと見て、赤や黄色などの暖色系と緑色が多い印象のセット。

どの色も薄い・濃いで二極に分かれたような配色です。

イラストを塗ってみた

実際に塗ってみたイラスト。
40色セットから選んだ配色。

暖色・緑系の色が多いセットですが、個人的に扱いやすい黄色と茶色、青で配色しました。

肌の色はE494を使って塗ることができたのですが、頬に合う色がなかったので、YR792番を0番で薄めながらそれっぽく塗っています。

髪の毛はE679を二度塗り、影にはいつも青紫系で塗っていたのですが、今回は実験も兼ねてV284を使ってみました。


薄い・濃いではっきり分かれた感じの色合いなので、グラデーションをするには、もう少し中間色がもう少し欲しいな~と感じました。

ちょっと初心者さんには向かないかもしれません。

60色セット

40色セットに、新たに20色が追加されたものになっています。

青と赤の色数が増えましたが、こちらも薄い・濃いではっきり分かれた色合いです。

イラストを塗ってみた

60色セットから選んだ配色。

肌色に使えそうな色にWG140 が仲間入り! 

ですが、実を言うと「WG (ウォームグレイ) 系の色が本当に肌色に使えるのか…?」と疑っていました(笑)。

半信半疑で塗ってみましたが、意外と使えて驚いた\(^o^)/

YR295は肌のベースより、頬の色として使う方がいい感じになります。

影色にはV189を使っていますが、少し濃いかも?

こちらも、初心者さんには少し扱いにくいかもしれないと感じました。

80色セット

60色セットに、オレンジ、黄色系を中心とした20色が追加されたセット。

茶色系も増えたので、茶髪のキャラクターイラストが塗りやすくなると思います。

イラストを塗ってみた

実際に塗ってみたイラスト。
80色セットから選んだ配色。

少しずつ肌のベースや頬に使える色が増えてきました。

R193は頬の色に最適です!

ムラになりにくいと言われる黄色系が充実しているので、初心者さんにも扱いやすいですし、

暖色のグラデーションを得意とする方に向いていると思います。

どの色も、わりとグラデーションができるような配色になっているので、

80色セットからスタートしてみるのもいいと思います。

100色セット

80色セットに、赤を中心とした20色が追加されたセットです。

蛍光色も2色追加。

イラストを塗ってみた

実際に塗ってみたイラスト。
100色セットから選んだ配色。

肌色として使える、R196とE194の2色が追加。

赤の中間色と濃い色もあるので、赤系のグラデーションが作りやすくなりました。

ただ、「赤は、描き手の言うことをなかなか聞かない色」とも言われるので、塗り方に工夫が必要な色でもあります。

なので慣れるまでは、初心者さんにはちょっと扱いにくいかもしれないですね。

120色セットA

100色セットに、グレー中心の20色が追加されたセット。

濃いめの茶色も加わりました。

イラストを塗ってみた

実際に塗ってみたイラスト。
120色 Aセットから選んだ配色。

ここから服を塗る時に、ストライプ模様やグラデーションを入れたりなど、少しずつ工夫を始めました。

色数が増えるとその分、塗り方の表現も広がります。

頬の色として使った、E194の色がけっこう好き。

120色 Aセットは、肌の色も揃っているし初心者さんに向いているかと思いますが、

個人的には、薄い茶色が少ないので髪の毛を塗る時に、ちょっと大変かもしれないと感じました。

160色

120色Aセットに、茶色系を中心としたの40色が追加されたセットになっています。

紫系の色もあるので、影色の種類が一気に増えました。

イラストを塗ってみた

実際に塗ってみたイラスト。
160色セットから選んだ配色。

個人的には、この160色セットが一番塗りやすいと感じました。

肌のベースや頬の色もある程度揃っているし、影色も5種類ほど入っているので、人物を塗るのに適していると思います。

また、初心者さんでも扱いやすい黄色や茶色の色数も充実しているので、髪の毛の塗りの練習やグラデーションもしやすい。

他の色も、薄い色・中間色・濃い色とバランスよく入っているので、Oahuシリーズを初めて買う方には、こちらの160色セットをおすすめします!

200色

160色セットに、オレンジや茶色中心の40色を追加。

YG (黄みががったグレー) も入っているので、全体的に暖色が増えた印象です。

イラストを塗ってみた

実際に塗ってみたイラスト。
200色セットから選んだ配色。

160色セットが一番塗りやすいと言いましたが、欠点をあげるとしたら、

オレンジ系の色数が少し足りないところでしょうか。

こちらの200色セットには7色のオレンジが追加されているので、

頬の色や髪の毛、服の色などにオレンジを使いたいときに大いに役立ってくれます。

色数が多いのは嬉しいことですが、配色する時にだんだん迷いが出てきてしまうのが大変です(笑)。

120色 Bセット

薄い色と中間色を中心に配色されたセットです。

どの色もグラデーションがしやすい色数ですが、黄色系と茶色系は少なめ。

イラストを塗ってみた

実際に塗ってみたイラスト。
120色 Bセットから選んだ配色。

薄~中間色のセットなので、初心者さんでもわりと塗りやすいセットだと思います。

肌色として使えそうな色は4つほどありますが、ベースというより頬の色に適した色味だと感じました。

なので肌色は、下記のスキンカラーセットや別のマーカーで塗るのがおすすめです。

こちらのセットは、人物というより風景を塗るのに使えそうな色合いですが、

ファッションイラストの着色にもいいと思います。

パステル48色セット

薄い色を中心としたセット。

コピックと比べると濃いめのパステルです。

イラストを塗ってみた

実際に塗ってみたイラスト。
パステル48色セットから選んだ配色。

薄い色中心なので、こちらも初心者さんでも塗りやすいセットかなと思います。

肌に使える色は7色ほどありましたが、ベースとして使うとけっこう濃く感じました。

なので薄い色メインの塗りをする方は、肌は下記のスキンカラーセットやコピックで塗って、他はこのマーカーで塗るというのでもいいと思います。

あと他のセットに比べると、がっつり濃く感じる色がないので、

「ちょっと引き締めるために濃い色が欲しいな~」という場合も、コピック等の他のマーカーで補うのがいいかもしれません。

スキンカラー36色セット

スキンカラー中心のセットです。

個人的に、肌に使えそうな色は少なめに感じました。

イラストを塗ってみた

実際に塗ってみたイラスト。
スキンカラー36色セットから選んだ配色。

スキンカラーセットと言いつつ、肌に使える色が少ないのが残念。

ですが、茶色やオレンジも入っているので、

薄い茶色なら、日焼けした小麦色の肌を表現するのにも使えますし、

暖色系の髪色のキャラクターを描いたり、塗る練習をするのに使うという活用方法もあります。

グラデーションもしやすい配色になっているので、肌や髪の毛の塗り練習をしたい方におすすめです。

スキンカラー36色セットの中から
肌に使えそうな色を選んでみました。

全320色セット

実際に塗ってみたイラスト。
全320色セットから選んだ配色。

前回の記事でご紹介していますが、全320色の中から13色選んで塗ってみたイラストも、ここに載せておきます。

こちらの記事も、ぜひ合わせてご覧ください。

【Ohuhu】 Oahu (ファインニブ) アルコールマーカー 全320色レビュー!

塗比べ一覧表 +@

パッと見てわかりやすいように、塗り比べたものを一覧表にしてみました。

「ちょっと偏った配色になっちゃったかな~…」と思いましたが、こうしてみると、意外といい感じにそれぞれのセットの違いが目に見えておもしろい!

参考になればとても嬉しいです(*^^*)

☆Ohuhuさんの公式サイトはこちら!→Ohuhu


今回初めて塗り比べ実験をしてみましたが、

色数が増えればそれだけ表現の幅も広がりますし、何より塗っていて楽しい♪ ということにあらためて気づかされました。

同時に配色の大切さや難しさも感じたので、これから勉強していきたい!\(^o^)/

頑張ります!


それでは、最後まで読んで下さり、ありがとうございました。