こんにちは、Noraです(^^)/
今日は、コピックの色見本についてお話したいと思います。
私は画材、特にコピックなどのマーカーを買ったら、色見本を作るようにしています。
一度色見本を作っておくと、絵に色を付ける時に手間が省けて作業がスムーズに進むし、
パッと見て「何番が何色」というのがわかりやすくなるからです。
コピックを使い始めた初心者の方は特に、色見本を作っておくことをおすすめします!
キャップの色と実際の色の差が…。
初めてコピックを買って色を塗ってみた時、
「えっ!?キャップの色と全然違う!」
と驚いたことはありませんか?私はあります。
中学生の時に、お絵描き仲間の子と一緒に絵を描いていた時のこと。
その子が絵に色を付ける時にコピックチャオを使っていたのを見て、ちょっとだけ貸してもらったことがありました。
マーカーなのにこんなに塗りやすい!という驚きと新鮮さでいっぱいだったのを覚えています。
それから自分でも、たまにコピックチャオを単品で何本か購入するようになったのですが、
まだコピックについてよく知らなかった私は、特に深く考えることなくチャオの「安さ」と「キャップ、またはカタログの色味」で購入していました。
しかしいざ絵に色を付けようとコピックで塗ってみると…
「あれ?イメージしてた色と違う!なんで!?」ということがありました。
コピックは、キャップ・カタログの色と実際の色に少々差異があるのです。

初めてコピック製品を買う方向けの、購入しやすい安価なエントリーモデル。
画像及び文の引用:コピック公式サイト
書き味や色味の品質はコピックスケッチと同一です。
☆コピックには「スケッチ」「チャオ」「クラシック」「ワイド」の4種類があります。
詳しくは公式サイトをご覧ください。
BG15番を例に検証してみた
こちらはコピックチャオのBG15番です。

BG=Blue Green・青緑系なのですが、キャップだけ見ると青みの強い緑かな、という印象を受けます。
実際に紙に塗ってみた色がこちら。

…なんだか、キャップの色より随分緑がかって見えます。
青みが強い緑というより、ほぼ緑要素が強いですね。
ちなみに何の先入観もなく、色を塗る前のBG15番のイメージしてた色がこちら。
(実際はBG01 番の色です。)

こういった差異はBG15番だけでなく、他の色にも言えます。
この差異を埋めてくれるのが色見本です。
私の場合、中学生の時にコピックを購入して実際に色を付けた時に「キャップの色に騙された!」「本当はこの色のイメージじゃなかったのに!」ということが何度かありました。
このようなトラブルを少しでもなくして、作業をスムーズに進めるためにも、色見本を作っておいた方がいいと思うのです。
お店によっては購入する前に試し描きをさせてくれるところもあるので、
お店や他のお客さんの迷惑にならない程度に試し描きしてから購入するのもいいと思います。
色見本を作るメリット・セットor単品購入?
コピックの色見本を作るメリットは、
- キャップの色と実際の色の違いがわかりやすくなる。
- 一度作っておくことで、絵に色を付ける時に迷わなくて済む。
- 自分の持っている色、持っていない色を把握できる。
と、いったところでしょうか。
さらにカタログも一緒に持っておくことで、もっとわかりやすく管理できると思います。
コピックのカタログは大抵の画材屋さんに置いてありますし、
公式サイトでもダウンロードできるので、こちらも合わせて持っておくことをおすすめします。
最後に、コピックを購入するときのポイントとして先にセットで購入し、後から欲しい色を単品で購入する、という流れが個人的にはいいかなと思っています。
中学生の時は1本1本単品で購入していましたが、大人になり経済的に少し余裕ができたのと、大好きな漫画家さんがコピックチャオの72色セットを持っていたのを見て、
思い切ってコピックチャオの72色セットA、B両方を購入しました!
コピックチャオ 72色Aセット
コピックチャオ 72色Aセット 色見本

コピックチャオ 72色Bセット
コピックチャオ 72色Bセット 色見本

結構お値段がするので大きな買い物でしたが、結果的には一度にたくさんの色が手に入って表現の幅が広がったので、セットで購入してよかったと思っています。
セットにない色や自分で試してみたいと思った色はその都度インクの多いコピックスケッチを単品で購入しています。
いずれ全色集めようかな~と目論んでもいたり…(笑)。
そして今思いましたが、色見本小さい!
もっと見やすいように、色見本はちょっと大きく作った方がいいですね。作り直そう…。
色見本は色数が多いと正直作るのが大変ですが、一度作ってしまえば絵を描く時も画材を購入するときも必ず役に立つので、ぜひ自分だけの色見本を作ってみて下さい!
それでは、最後まで読んで下さり、ありがとうございました。