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こんにちは、Noraです(^^)/
今日は、私の大好きな絵本作家・酒井駒子さんのおすすめ絵本のご紹介、第2弾です。
今回のおすすめ絵本のラインナップはこちら!
- きつねのかみさま
- はんなちゃんが めをさましたら
- ヨクネル と ひな
この3冊は、酒井さんの描く、子どもや動物たちが可愛いのはもちろんのこと、
誰もが一度は経験したことがあるような、どこか懐かしい気持ちにしてくれるお話です。
おねえちゃんは、きつねの神さまになったんだ!
「きつねのかみさま」
「きつねのかみさま」
作:あまんきみこ
絵:酒井駒子
出版社:ポプラ社
きつねたちがなわとびをしているところに出くわす、ファンタジーなお話です。
現実ではありえないことでも、絵本の中ではなんだってできます。
なわとびの楽しさを、きつねたちに教えてあげたりえちゃん。
最後のりえちゃんの、ごちゃごちゃしてしまった気持ちは、「ああ、なんかわかるな~」と共感しました。
でも、弟のけんちゃんに
「そうかぁ。おねえちゃんはきつねのかみさまだぁ」
と言われて、嬉しいというか誇らしい気持ちにもなれたと思いますね。
そして毎度のことながら、酒井さんの絵は本当に子どもの形が良い!
りえちゃんもけんちゃんもきつねたちも、本当に可愛く描かれていて、ほのぼのします。
ひとりきりの、こっそり特別な時間…
「はんなちゃんが めをさましたら」
「はんなちゃんがめをさましたら」
作・絵:酒井駒子
出版社:偕成社
子どもの頃、薄暗い明け方に目が覚めて、
家族のみんながまだ眠っているのに、自分ひとりだけ起きているという状況に、
なんだかとてもわくわくした記憶があります。
まるで家をひとり占めしたような気持ちでした(笑)。
夜って、怖いイメージのほうが強かったんですが、昼とはまた違う感じに世界を見れて、楽しいですよね。
子どもの時なら、なおさら違う世界に行ったような気分になったものでした。
誰も起きてこないから、普段やったら叱られるようなことや、兄弟げんかになりかねないことも、
ひとりでこっそりできて、楽しめちゃいます。
この「こっそり」というのがまた、わくわくに拍車をかけるんですよね!
はんなちゃんの「こっそり」にも、「わかるわかる~!」と、クスクスしてしまいます。
でもはんなちゃん、ずーっと起きてはいられないよね (笑)。
いのちがやってきて、芽生えた優しい心
「ヨクネルとひな」
「ヨクネルとひな」
作:LEE
絵:酒井駒子
出版社:ブロンズ新社
最初は「猫を飼うなら、ペットショップの可愛い猫がいい」と言っていたひなちゃんですが、
少しずつ子猫に対して、愛情が湧き始めます。
子猫が家に来て、わくわくしたり、
「守ってあげたい」という優しい気持ちが芽生えたかと思ったら、
急に不安に襲われて、でも子猫のために一生懸命になるひなちゃん。
「こんなにちいさいのに、この子はちゃんと生きてるね」
「そうよ。ぬいぐるみじゃなくて、ほんとうに生きているんだもの」
(「ヨクネルとひな」より)
お母さんとのこの会話には、何か胸が熱くなるものを感じますね。
余談ですが、「ヨクネル」という言葉は最初、英語か何かの言語だと思っていたのですが、
「よく寝る」を、カタカナにした言葉だったんだ!と知ったときは驚きました。
日本語って同じ言葉でも、ひらがな、カタカナ、漢字に変換すると、全然雰囲気が違って面白いですよね。
そしてこの絵本を読んで、酒井さんの描く動物にも心惹かれました。
本当に命が宿っているかのような酒井さんの絵、大好きです!
まとめ
以上が、私がおすすめする酒井駒子さんの絵本のご紹介でした。
気になった方は、ぜひ本屋さんや図書館で手に取ってみて下さい。
また下記の記事でも酒井さんの絵本をご紹介していますので、こちらもぜひ合わせてご覧ください。
それでは、最後まで読んで下さり、ありがとうございました。