こんにちは、Noraです(^^)/
今日は私の好きな画家さんをご紹介したいと思います。
今回は柴崎春通(しばさき はるみち)さん。
水彩絵の具を中心に、YouTubeで絵の描き方や画材の使い方を解説されている絵の先生です。
先生の解説は終始穏やかな口調で、どこかほっとするような優しい雰囲気が伝わってきます。
おじいちゃん先生の癒しパワーは絶大です(笑)。
柴崎先生が描く絵や絵を描いている姿はもちろんですが、私は先生の新しいものを受け入れる器の大きなところに惹かれました。
スポーツや音楽など確かに子どもの頃からやっていないと無理なものもありますが、
年齢を重ねてもできることはたくさんあります。
特に現代では、ネットが発達していることや安価で丈夫なものがたくさん作られるようになったことも手伝って、
昔は一般人には到底できなかった、手を出せなかったこともわりと簡単にできるようになっています。
私は、柴崎先生が便利なものが溢れる現代を上手に利用して、新しいことに次々と挑戦しているその姿に惹かれたのです。
「コピックは好きだけど…」の悩みから出合った動画
私は今趣味の範囲で絵を描いているのですが、画材は主にコピックを使用しています。
にじみやぼかしといった技法が好きで、相性もいいと個人的には感じています。
しかし、コピックを始めとするマーカーはインクがなくなると、本体や補充インクを購入しなければならないというデメリットがあります。
補充インクがあるということは、マーカーを繰り返し使えるというメリットでもありますが、如何せん、私の住んでいる地域には補充インクを売っている画材屋さんがなく、やむなくネット通販で購入しなくてはなりません。
しかも欲しい色はほぼいつも品切れ状態…。
もう一度マーカー本体を買いに行こうにも、歩いて行ける距離に画材屋さんがありません。

「コピックは好きだけど、インクのことを考えるとちょっとケチってしまう…でも、もっと存分に色を使いたい…」
そんな悩みを抱えていたある日、私の好きな画材ブロガーさんの水彩絵の具の記事を見つけて読み、
「水彩絵の具ならぼかしもにじみもできるし、思う存分色も使える!絵の具1つ買っておけば、結構長い間もってくれるかも!」
と思い、YouTubeで水彩絵の具を使って絵を描いている方の動画を探しては見ることをし始めました。
その時に出合ったのが、柴崎先生の水彩動画「Watercolor by Shibasaki 」です。
水彩画に挑戦していくぞ!
まだ水彩画を本格的に始められていないのですが、これから柴崎先生や他の絵描きさんの動画を参考に試行錯誤しながら挑戦していこうと思っています!
先日さっそくお財布と相談しつつ、画材屋さんで柴崎先生おすすめの水彩絵の具と筆を購入しました。

私は学生時代に油彩画を勉強していましたが、水彩画については、小学校の頃に授業で触れたくらいの知識しかなかったので、
まずは1から水彩画について勉強しようと思い、柴崎先生の動画を片っ端から見ていくことから始めています。
柴崎先生の動画で筆の使い方やパレットに絵の具を置くときの注意点、水彩紙についてなどを学んでいくうちに、画材や色の使い方について勘違いしていたことがたくさんあって驚きました。
これからコピックと並行しながら、水彩画もたくさん描いていきます!
どんなふうに絵が描けるようになるのか、今から楽しみです♪
おじいちゃん先生の可愛らしい一面
柴崎先生は水彩画の動画の他に、お料理の動画もアップされています。
実はこちらの動画の先生の方が好きだったりします(笑)。
こちらのお雑煮を作る動画は、今年のお正月に参考にさせていただきました。
お雑煮に里芋を入れるとは、新しい味わい!とっても美味しかったです。
こちらは先生とお孫さんの初共演動画。一緒に海苔巻きを作る動画です。
お孫さん達とっても可愛い!
先生も、お孫さんの前ではひとりの優しいおじいちゃんの顔をしていて、見ていてほのぼのします。
子どもの頃のこういった何気ない体験は、大人になるにつれて大切な思い出になりますよね。
チャレンジ精神を忘れない!素敵なおじいちゃん先生
柴崎先生がYouTubeを始めたきっかけは、息子さんに
「YouTubeを使えば、お父さんの絵をもっとたくさんの人に見てもらえるよ」
と勧められたことがきっかけだそうです。
失礼を承知で書きますが、人は年を取るにつれて頑固になり、新しいことをするのが億劫になりがちだと言われる中、柴崎先生は息子さんの提案を受け入れて活動しているところを見ると、新しいものを素直に受け入れる器の持ち主だと思うのです。
YouTubeを始め、TwitterやFacebook、Instagram、TikTokまで次々と使っているのは本当にすごいと思います!
私が今まで出会ってきた高齢の方は身内も含め皆、年を取ることや新しく出てくるものに対して否定的な立場の人ばかりでした。
また「もう若くないし、年だからできない」といった言い訳をする人が多かったように思います。
「30歳超えると身体にガタがくるよ~」とか「60超えたら、もう棺桶に片足突っ込んでるようなもんよ」と脅し(?)をかけてくる人もいました。
しかし、柴崎先生の動画を見れば前向きな気持ちになれます。
柴崎先生は「もう年だから…」とか「そんなのもう覚えられない」と言い訳したり最初から諦めたりせずに、
2017年からずっとYouTubeに動画をアップし続け、今では日本だけでなく外国の方のファンも数多くいらっしゃいます。
柴崎先生のチャレンジ精神を忘れない姿は、ちょっと大げさかもしれませんが
「年を重ねても、できることはたくさんある。生きていることは素晴らしいことだよ」
と語りかけているように見えます。
柴崎先生は水彩画の先生であると同時に、「老い」に対して希望を持たせてくれる存在だと思うのです。
実際私も先生の動画を見て、「こんなふうに年を重ねていけたらいいな」、「こんな穏やかな人になれるように頑張ろう!」と勇気をもらいました。
いくつになっても、柴崎先生のようなチャレンジ精神を忘れないようにしていきたいと思います。
それでは、最後まで読んで下さり、ありがとうございました。