こんにちは、Noraです(^^)/
今日は、こちらの「マービー ルプルーム パーマネント」のご紹介です。

私の好きなイラストレーターさんが使っていたのを見て、真似して私も買ってみました(*^^*)
どうも好きな人が使っている画材を見ると、同じものが欲しくなってしまうという不思議(笑)。
使い心地や色見本、実際にイラストを塗ってみての感想など、私なりにさっくりレビューしてみました。
☆マービーさんの公式サイトはこちら→株式会社マービー
※2023年現在、ルプルームパーマネントはリニューアルされ、私が購入した2022年当時とは、中身が少し変更されています。
旧版 (私が購入したもの)
・N900番のカラーレスブレンダーが1本。
・ルプルーム ピグメントは、ホワイト、ゴールド、シルバーの3本が入っていた。
新版 (リニューアルver.)
・N900番のカラーレスブレンダーが2本に変更。
・ピグメントは、ホワイトとゴールドの2本に変更。
1本198円!
ルプルーム パーマネントはこんなマーカーです
ではまず、ルプルームパーマネントの中身とマーカーのご紹介をします。
シンプルで可愛い収納ボックス

私が購入したのは全168色セットです。
蓋の下部分の、カラフルなグラデーションラインがとっても綺麗!

6つの仕切りに分かれた黒い箱に収納されています。
マーカーの見た目

マーカーのボディも黒。
このシンプルさが、逆にかっこいいデザインですね。
キャップのところと、マーカーのおしりの方に色がついています。

キャップの頭には色記号と色番号が記されているので、ひと目で何色かわかりやすい!

太さは細すぎず、太すぎずでちょうどいい感じ。
コピックスケッチ、コピックチャオと比べると、ルプルームは少し短めですが、特段持ちにくい等の不便さは感じませんでした。
キャップをおしりに付けることもできるので、この点は問題ないかと思います。
ニブ

ルプルームはブラシニブのみ。

コピックと比べると小さめで、使った感じは柔らかめのニブですが、
適度にまとまりがあってバサッとしないし、力加減で細く塗ったりもできます。
描き心地

ルプルームの描き心地は、やわらかい!
発色が綺麗でインクもほど良く出てくれるので、掠れたりムラになったりしません。
カラーチャート表

付属品として、全168色のカラーチャート表が入っていました。
色名も記載されているのが嬉しい!
全168色の色見本

※お使いのデバイスによって、色味が多少異なります。ご了承くださいm(__)m
こちらがルプルーム168色の色見本です。
どの色も、薄い・中間色・濃いのバランスがとてもいい!
スキンカラーに使えそうな色も多く入っています。
カラーチャート
色ごとのカラーチャートも作ってみました。
Y Yellow (黄) 12色

大きく分けて、パステル系の薄い黄色と、鮮やかな黄色の2種類。
使いやすそうな色味で嬉しい!
YG Yellow Green (黄緑) 8色

まんま「黄緑!」という感じではなく、
どちらかというと落ち着いた色味の黄緑です。
G Green (緑) 13色

薄目の色から濃い色まで、バランスのいい緑。
GB Green Blue (緑青) 9色

透明感のある色合いがとてもきれい!
日本語では「青緑」の方が正しいかな?
でも「緑青 (ろくしょう)」でも、間違いではないか ( ̄ー ̄)
B Blue (青) 14色

青も私の好きな色の1つですが、とってもきれいで素敵な色味です!
BV Blue Violet (青紫) 9色

影色に最適な青紫。
でも、もう少し薄目の色もあるとよかったな。
V Violet (赤紫) 11色

赤紫も、影色として使うのに適している色の1つ。
V742の色が特にいい感じ!
PV Pink Violet (ピンクがかった赤紫) 9色

ピンク味の強い赤紫。
可愛い色とシックな色の2種類があります。
P Pink (ピンク) 11色

ピンク好きの私にはたまらない、かわいい色味(*^^*)
頬の色としても使えそう。
R Red (赤) 16色

一番色数の多い赤。
スキンカラーを中心とした色が多めなので、人物を塗るのに最適です!
OR Orange Red (赤橙) 9色

あかだいだいは、「赤橙色=せきとうしょく」とも読むそうです。(初めて知った)
肌色として使えそうな色ばかりで嬉しい色合い!
何気に人物イラストって、スキンカラーの消費が激しいので、
セットに肌色がたくさん入っているのって、大事なポイントですね。
O Orange (橙) 4色

鮮やかさ満点のオレンジ色。
OYやYにもオレンジ味のある色が入っているので、
合わせて使うといい感じにグラデーションできそうです。
OY Orange Yellow (橙黄) 8色

「橙黄色=とうおうしょく、とうこうしょく」と読みます。(私も調べて初めて知りました)
全体的に、少しやわらかい感じの黄色です。
E Earth (茶) 13色

濃いめというか、おしゃれな感じの色合いです。
肌色として使える色は少なめですが、他の色で充分補えるので、
ルプルームの茶色は、髪の毛や服の色にたくさん使えそう!
グレー系
AG Ash Gray (アッシュグレー) 4色

Ash (アッシュ) は、「灰」のことを言います。
色名としてのアッシュグレイは、グレイよりも少し薄く、黄色みがわずかに加わり、
「木やワラを燃やした灰の、少し黄色みがかった灰色」のことを指すそうです。
正直そんなに違いはわからなかったのですが…
言われてみれば、黄みがかってる感じがするかも?
N Neutral Gray (ニュートラルグレー) 5色

Neutral (ニュートラル) は、中間、中立の、という意味。
いちばん目にすることが多い灰色、といった感じでしょうか。
CG Cool Gray 8色

Coolは「冷たい・涼しい」の意味をさす言葉です。
その名のとおり、どこか清涼感のある冷たい感じのグレーです。
黒&ホワイト・ゴールド
168色セットにはマーカーの他に、
ホワイトとゴールドのルプルームピグメントもついてきます。
(※シルバーは、公式サイトからも商品が消えていたので、おそらく廃盤になったと思われます)

ホワイトの隠蔽力がすごい!ハイライトとして充分使えます。
ルプルームのゴールドは、少しシルバーが混ざったような印象です。

白い紙の上と黒く塗りつぶした紙の上に、ゴールドでそれぞれ描いてみました。
ぱっと見、黒の方がキラキラ感が増して見える気がします。
描き心地は少しガリガリしており、紙に引っかかる感じがしました。
同じところでペンを行き来させていると、紙が破けてきてしまうのが残念。
N900番 カラーレスブレンダーもついてくる!

ルプルームにも、コピックで言うところの0番、カラーレスブレンダーがついてきます。
にじみやぼかし、白抜きといった、コピックと同じように使うことが可能です。
おすすめスキンカラー

個人的に、肌に使えそうだと思う色を選んでみました。
こんなにたくさんある\(^o^)/
女の子らしい色白肌から元気な小麦色の肌まで、幅広いスキンカラーが揃っており、
初心者さんでも扱いやすい色がたくさんあります。
実際にイラストを塗ってみた

168色セットの中から何本か選んで、イラストを塗ってみました。

選んだのは、こちらの14色。
塗ってみた感想は、
色味といい、色同士の混ざり具合といい、とってもきれいに塗れる!ということ。
色自体がすごくきれいなものばかりなので、
ぼかしやにじみはもちろん、
大抵の混色は、とてもきれいな仕上がりになります。
以前紹介した、Ohuhuさんのマーカーよりも淡い色が多いので、
初心者の方でも扱いやすいと思います。
ニブはコピックよりやわらかめなので、少し違和感を感じることもありますが、
慣れればそんなに気にならないかな。
ただ、やわらかいニブは円を描くように塗る時などに、
思っている箇所と違うところに筆先が行ってしまうことがあるので、
ちょっと塗り方にコツがいるかもしれません。
メリット・デメリット
さっくりとですが、私なりにルプルームパーマネントのメリット・デメリットをまとめてみました。
メリット
①色自体がとってもきれいで、発色が良い!
②1本あたり税込み198円という安さなのに、高品質で手に入れやすい。
③良質なインクでムラになりにくく、コピックの代わりや練習に使うことができる。
④グラデーションや重ね塗りも綺麗にできる。
⑤スキンカラーが豊富にそろっている。
⑥1本1本 単品購入できる。
デメリット
①ブラシニブのみなので、広範囲をブロードニブで塗る人には物足りない。
②硬めのニブが好きな人は、慣れるまで少しコツがいる。
③インクの減りが、コピックと比べて早いかも?
私はパステルカラーや淡い色が好きなので、ルプルームの色味はとても好きです(*^^*)
スキンカラーを始めとして扱いやすい色がたくさんあるので、
初心者の方でも充分使えるマーカーだと思います。
デメリットも、そんなに気にするほどのことでもないですし、
コピックは高くて手に入れられない、パステルカラーや淡い色のマーカーを安く手に入れたい、
という方には、ぜひルプルームパーマネントを試してみてほしいです!
☆マービーさんの公式サイトはこちら→株式会社マービー
それでは、最後まで読んで下さり、ありがとうございました。