こんにちは、Noraです(^^)/
今日は私の大好きな絵本作家・酒井駒子さんの絵本、その中でもうさぎが主人公の絵本を3冊ご紹介したいと思います。
酒井さんの描く動物も、これまた可愛くて愛おしい気持ちになること間違いなしです!
第1弾の記事はこちら↓
☆【大好き】絵本作家 酒井駒子さん おすすめ絵本をご紹介!
第2弾の記事はこちら↓
☆【大好き】絵本作家 酒井駒子さん おすすめ絵本をご紹介!part2
誰しも一度はいだいた気持ち
「ぼく おかあさんのこと…」
「ぼく おかあさんのこと…」
作・絵:酒井駒子
出版社:ぶんけい
「ぼく、おかあさんのこと…キライ!」
うさぎのぼくは、おかあさんのキライなところを次々にあげていきます。
もうこんなおかあさんとはお別れしようと、家を出たうさぎですが…。
おかあさんをキライな理由が、いかにも子どもらしくてほほえましい(笑)。
自分も子どもの頃を思い返すと、たしかにお母さんのこういうところがキライだったなーと思いましたね。特にすぐ怒るところとか。
でも大人になった今では、お母さんの気持ちや行動もわかる気がします。
そしてなんだかんだ、「嫌よ嫌よも好きのうち」。
キライだなんだと言っても、やっぱり好きなんだよね、と思わせる結末にクスっとしつつ、あたたかい気持ちになります。
目が覚めたら、そこは銀世界!
「ゆきがやんだら」
「ゆきがやんだら」
作・絵:酒井駒子
出版社:学研
朝、目が覚めたら外は雪が降ってつもっていた。
でもママは雪がやむまで外に出ちゃダメって言う。
幼稚園はお休み。遠くでお仕事しているパパも帰ってこられない。
ずーっと雪が降っていたけど、夜になったら雪はやんでいた。
ちょっとだけ、外に出てもいいでしょ?
ちょっと季節外れですが、タイトルのとおり「雪」に関する絵本です。
子どもの頃、夜のうちに雪が降りつもって、朝目が覚めたら外が一面銀世界になっていた時の驚きとわくわく感は忘れられません。
雪が降ると、「もうすぐクリスマスがやってくるんだ!」と楽しみでしょうがありませんでした。
冬の晴れた日の夜に外を歩くと、なんだか世界でひとりきりになったかのような気持ちにもなります。
吹雪は怖いけど、降り積もった雪景色は大好きです!
大人になった今でもそのわくわく感は残っていますが、今度は楽しみだけでなく、雪かきやべちゃべちゃ雪の日に外を歩くのはしんどいな、というマイナス面も出てきちゃいました(笑)。
そんな日は、お家でこたつに入ってぬくぬくしてるのが一番です!
身のまわりの出来事は、好奇心のもと
「しろうさぎとりんごの木」
「しろうさぎとりんごの木」
作:石井睦美
絵:酒井駒子
出版社:ぶんけい
春に生まれたばかりの小さなしろうさぎ。
しろうさぎの家の玄関のわきにはりんごの木がありました。
初めてりんごのジャムつきパンを食べたしろうさぎは、あまりのおいしさに「このおいしいのは何?」とお母さんにたずねます。
「それは家の玄関のわきにあるりんごで作ったジャムよ」と教えてもらったしろうさぎは…。
この絵本を読んでの第一声…「しろうさぎ、めっちゃくちゃ可愛い!!」
ごはんを食べているところや、夜寝る前にお父さんとお母さんにおやすみなさいを言うしろうさぎの絵がとっても可愛いんです!
ストーリーはお母さんとしろうさぎの会話ややりとりが主軸になっています。
初めてりんごのジャムつきパンを食べたときに、家のわきにあるりんごの「木」がおいしいんだ!といい意味で勘違いしてしまうところは、小さい子あるあるです。
小さな勘違いをしてちょっと痛い目に遭ってしまうのはかわいそうでしたが、それを上回るお母さんうさぎとのあたたかいやりとりが微笑ましくて素敵です。
りんごの木に実がなるように、しろうさぎも成長しながら少しずついろんなことを身につけていくんだろうな。
以上が、酒井駒子さんのうさぎが主人公の絵本のご紹介でした。
気になった方はぜひ手に取ってみてください。
また下記の記事でも酒井さんの絵本をご紹介していますので、こちらもぜひ合わせてご覧ください。
☆ 酒井駒子さん 黒を愛らしさに変貌させる絵本作家
☆【大好き】絵本作家 酒井駒子さん おすすめ絵本をご紹介!
☆【大好き】絵本作家 酒井駒子さん おすすめ絵本をご紹介!part2
それでは、最後まで読んで下さり、ありがとうございました。